|
trophozoit =========================== ・ 栄 : [さかえ, はえ] 【名詞】 1. glory 2. prosperity ・ 栄養 : [えいよう] 【名詞】 1. nutrition 2. nourishment
栄養体(えいようたい)とは、生物の生活環や生活史において、いわゆる生活を営む体を指す言葉である。生物の群によってやや異なった使い方がなされる。 == 概説 == 栄養体(えいようたい)というのは、主に植物、藻類、菌類など、かつて植物と見なされていた生物において用いられることが多い言葉であり、そのような生物において、栄養素を摂取し、成長し、生活する体を指すものである。栄養とは本来こうした営みを指す語であり、栄養素とは区別すべき語である。多細胞生物の場合、光合成のための器官、体を支える器官、栄養吸収のための器官など、栄養体にさまざまな構造が分化する場合もある。独立した体そのものではなく、それを構成する組織や器官を主体においた場合、栄養組織、栄養器官といった言葉を使う。意味的に対立するとすれば生殖器官である。 しかし、栄養体として分化した器官が、繁殖のために分化した形をとる場合がある。例えば根茎が分かれたり、根から不定芽を出したり、腋芽がムカゴになったりする場合であるが、このような生殖を栄養生殖、または栄養体生殖と呼び、無性生殖の一つと見なす。つまり、無性生殖のうち、胞子などの生殖細胞を形成する形でないものは、栄養体の活動と見なす。 菌類や藻類の中で、複雑な生活環を持つものでは、二つの体があって世代交代するものや、それ以上の数の世代が区別できるものがある。それぞれの世代が独立の生活をして、一定以上の成長をする場合には、それらを独立の栄養体と見なすこともある。しかし、ある世代が非常に退化的で、ごく一時的であったりする場合には、それを栄養体とは考えない場合もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「栄養体」の詳細全文を読む
=========================== 「 栄養体 」を含む部分一致用語の検索リンク( 8 件 ) 原栄養体 従属栄養体 栄養体 栄養体孔 栄養体生殖 栄養体部 独立栄養体 過従属栄養体 スポンサード リンク
|