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桔梗ヶ原(ききょうがはら)は、長野県塩尻市の地名。 == 地理 == 松本盆地の南、塩尻市を流れる奈良井川とその支流・田川に挟まれた一帯が桔梗ヶ原であり、その広さは東西に3キロメートル、南北に5キロメートルである〔『塩尻市誌 別冊』468ページ。〕。かつては松本市出川までの広い範囲を桔梗ヶ原と呼んでいたが、現在は塩尻市のより南の奈良井川第一河岸段丘を指す〔。 奈良井川の扇状地にあり、礫層の上に乗鞍岳由来の火山灰が堆積した、標高690メートルから730メートルの台地となっている〔。水に乏しい土地で、川は一筋もなく、地下水位は低く〔、井戸を掘るにしても地表から20メートルから30メートルもの深さを必要とする〔『塩尻市誌 別冊』477ページ。〕。さらに、火山灰の影響で土壌は酸性を示す〔。 このため古くから農耕に適さない場所であるとして、原野のまま放置されていたが、明治時代以降開拓が進められたことで、ブドウなどの果樹やワイン、野菜の一大生産地となった〔『塩尻市誌 別冊』468 - 477ページ。〕。塩尻市のブドウの出荷量は中野市・須坂市に次いで長野県内で3番目に多い〔『統計からみた塩尻市のすがた 2012年版』19ページ。〕。また、当地には9つのワイナリーがあり〔長野県観光部「NAGANO WINE オフィシャルサイト 桔梗ヶ原ワインバレー 」2013年6月29日閲覧。〕、長野県産ワインの8割は塩尻市で生産されている〔『統計からみた塩尻市のすがた 2012年版』20ページ。〕。塩尻市宗賀地区は大正時代に入植者が相次いだことで、誕生した新しい集落には「桔梗ヶ原」が集落名として用いられた〔『塩尻市誌 別冊』475 - 476ページ。〕。現在では国道19号や鉄道路線の中央本線・篠ノ井線が整備され、上水道の普及もあって塩尻駅周辺および国道沿いは都市化が進んでいる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「桔梗ヶ原」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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