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梅田阪急ビル(うめだはんきゅうビル)は、大阪市北区角田町の超高層ビル。 旧ビルは地上9階 - 地下1階で、第1期から第8期に分けて増築され(第9期分は阪急グランドビルとして開業)、阪急百貨店うめだ本店が入居していた(かつては阪急電鉄本社も入居していた)。しかし、老朽化が進んだことと大阪2011年問題を睨み、耐震性を高めた複合ビルとして、南北2つに分けて、全面的に建て替えることになった。 南側部分の低層部(百貨店棟)は2009年9月3日にオープン。その後、41階建の高層部分(オフィスタワー)が2010年4月1日に竣工した後、同年5月6日に全面開業し、地上15階に展望フロア「スカイロビー」が設けられた(個々のテナントは、順次開業の予定)。その後も引き続き、残る北側部分の建築工事が行われた。 そして北側部分を含めた全館が2012年11月21日に開業し(それに先立ち、10月25日に2期棟(北側部分)を先行開業した)、完成時は地下2階・地上41階(低層部分は地上13階建)、延床面積は253,955.23m²となった〔「阪急梅田本店 2012年11月下旬グランドオープン」について・エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 ニュースリリース:2012年4月17日 〕。阪急うめだ本店は、営業面積が約61,000m²から約80,000m²へと拡大し(地下2階 - 地上13階)、これによって関西地区最大級〔完成時点での日本最大は松坂屋名古屋本店(名古屋・矢場町)の86,758m2である。ただし、メンズ館(16,000m2)を含めると松坂屋を上回る。また、2014年には近鉄百貨店阿倍野本店が本館100,000m2となる。〕の百貨店になった。 == 歴史 == * 1920年11月1日 - 現在地の南東部分に5階建ての阪急ビルが竣工。1階を白木屋に貸し、売店を営業していた。2階は直営の食堂、上階は事務所として使用。 * 1925年6月1日 - 白木屋との賃貸契約が満了し、2・3階に阪急マーケット開業 * 1929年3月28日 - 第1期竣工(御堂筋側西)地上8階、地下2階(設計・施工:竹中工務店) * 1929年4月15日 - 鉄道会社直営のターミナルデパートとしては世界初の、阪急百貨店(現:うめだ本店)を創業。 * 1931年11月29日 - 旧館を解体した跡地に、第2期竣工(御堂筋側東)伊東忠太設計のアーチ天井のコンコースが完成。 * 1932年11月19日 - 第3期竣工(南西側) * 1934年6月1日 - 国鉄大阪駅高架化により、地上駅に移転。 * 1936年2月26日 - 第4期竣工(東側)延床面積57,900m²となる。 * 1957年6月12日 - 第5期竣工(北西側) * 1961年4月25日 - 第6期竣工(国鉄高架線側) * 1969年11月13日 - 第7期竣工(中央部) * 1972年11月15日 - 第8期竣工(中央部・旧梅田駅跡)建替え前の当ビルとなる〔旧ビル内コンコースの北側に隣接するグランドドームはこの時にできた物である。〕。 * 1977年7月27日 - 第9期竣工(阪急グランドビル・旧阪急梅田駅) * 2005年9月13日 - 旧阪急梅田駅地上駅コンコース(うめだ本店前、梅田阪急ビル1階)の天井装飾の公開を終了。翌日より覆いがなされる。 * 2005年9月14日 - 旧ビル南側の解体・新ビル着工。 * 2006年7月11日 - 旧ビル南側部分の解体開始。 * 2009年9月3日 - 新ビル第1期百貨店棟(低層部)オープン。 * 2009年9月8日 - 旧ビル北側部分の解体・新築工事を開始。 * 2010年4月1日 - オフィスタワー竣工。 * 2010年5月6日 - オフィスタワーを含めた南側部分が全面開業(個々のテナントは順次開業の予定)。 * 2012年10月25日 - 2期棟先行オープン。 * 2012年11月21日 - 全面開業。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「梅田阪急ビル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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