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森下システム(もりしたシステム)とは、将棋における戦法の一つであり、相居飛車の矢倉戦で用いられる先手の戦法。森下卓が開発したためこの名がつく。なお森下本人は、森下システムは戦法ではなく思想であるとしている〔『消えた戦法の謎』p.19〕。また、淡路仁茂や青野照市の指し方を参考にして体系化させたものと述べている〔『消えた戦法の謎』p.20〕。 == 概要 == 図は基本形の一つであるが、ここから▲3七桂 - △6四角 - ▲2六歩の形も基本形とされる〔『将棋基本戦法 居飛車編』 p53-p54〕。 本来、矢倉は「先手が形を決め、後手がそれに対応する」という形だったが、この戦法はわざとこれを逆にする。考え方自体は▲2六歩を突いた場合の 中原流▲6八角を引き継いだと言える。 同じく矢倉の戦法である加藤流▲3七銀戦法が態度を早めに決定する(このため▲3七銀早上りともよばれた)のに対し、森下システムの骨子は相手の態度を見てから先手が態度を決める点にある。右銀は4八のままで玉の囲いを優先させ、後手の作戦次第で、あるときは▲5七銀 - ▲6六銀右と活用し、またあるときは▲3七桂と跳ねて飛車を3筋に寄ってから▲4六歩 - ▲4七銀と活用する(▲3七銀戦法との対比で▲3七桂戦法と呼ばれたこともある)のが一般的である。また▲3七銀戦法を取ることも可能。 一時期は矢倉といえば森下システムだった〔『消えた戦法の謎』p.24〕。。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「森下システム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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