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橘 常主(たちばな の つねぬし)は、平安時代前期の公卿。名は当主(あてぬし)ともいう。参議・橘奈良麻呂の孫。兵部大輔・橘島田麻呂の六男〔または七男(『公卿補任』)。〕。 == 経歴 == 大学少允・式部丞・蔵人を経て、弘仁8年(817年)従五位下・少納言に叙任される。嵯峨天皇の側近として、弘仁10年(819年)蔵人頭に任ぜられ、左中弁・近衛少将・式部大輔・修理大夫・中務大輔を兼ねる。また、弘仁12年(821年)正月に正五位下、同年4月には従四位下と嵯峨朝末に急速に昇進し、弘仁13年(822年)、橘氏の人物では祖父・橘奈良麻呂以来となる参議に任ぜられ公卿に列した。この間、嵯峨天皇の命令により藤原冬嗣らとともに『弘仁格式』の編纂に参画している。 淳和朝に入り、弾正大弼・下野守を兼ねるが、天長3年(826年)6月2日卒去。享年40。最終官位は参議従四位下行弾正大弼兼下野守。薪を積み其上に座して焼死したという〔『公卿補任』『尊卑分脈』。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「橘常主」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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