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火夫(かふ)とは、蒸気機関が運転を続けるために必要なボイラーの火を扱うことを職業とする者をいう。「缶焚き(かまたき)」とも呼ばれる。蒸気機関車の場合は機関助士、蒸気船の場合は機関員(軍艦の場合は機関兵)ともいう。また、ボイラーではないが、火葬場の火を扱う職員もこの名で呼ばれる。 石炭を燃料とする場合の労働の内容は、主に石炭をシャベルですくってボイラーに投入することであり、厳しい肉体労働である。 == 鉄道 == 鉄道の蒸気機関車における火夫の仕事は次のようなものである。 * ボイラーに最初に火を入れる前に灰やちりを除去する。 * 水をボイラーに補給する。 * 行程を始める前に十分な燃料があることを確認する。 * 火を起こす。 * 行程の部分部分に応じて適切なパワーを供給するために火の加減を調節する。 * その他、機関士の命令によって機関車を維持するための種々の仕事を行う。 蒸気機関車の火夫は機関助士といい、機関士(運転士)を目指す者のキャリア・パスとして見習いの形でこの仕事を行っていることが多かった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「火夫」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fireman (steam engine) 」があります。 スポンサード リンク
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