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機関砲(きかんほう、)は、機関銃の銃弾より口径が大きい砲弾を連射することを目的とした砲。 == 機関銃との違い == 機関砲の定義・機関銃との区別は、国や時代によって、あるいは軍種によっても異なる。各国軍の一例としては下記となっている。 ;アメリカ軍・イギリス軍・ドイツ連邦軍・自衛隊 :口径20mm未満は機関銃(Machine Gun)、20mm以上が機関砲 (Autocannon,Canon,Kanone)。 ;日本陸軍 :明治40年6月までは全て機関砲。明治40年6月以降は、従来の機関砲のうち口径11mm以下は機関銃と改称。昭和11年1月以降はこの区分を廃止して銃か砲かは制式制定毎に決定するようになった。 ;日本海軍 :口径40mm未満は機銃、40mm以上が機関砲。 ;ドイツ国防軍 :口径30mm未満は機関銃(MG=Maschinengewehr)、30mm以上が機関砲(MK=Maschinenkanone)。 一般に、口径12.7mm以下の機関銃弾では、弾頭が信管と炸薬を内蔵するには小さすぎ、榴弾が用意されない〔例外的にブレダ SAFAT12.7mm機関銃やホ103 一式十二・七粍固定機関砲は榴弾/炸裂弾が用意されている〕が、口径20mmを境に榴弾が用意されるようになる。この事が機関銃と機関砲の区別を有用なものにしているといえる。 また、航空機からの射撃、または航空機を射撃する場合の射撃機会の短さを補うために、発射速度を向上させたものを航空機関砲、高射機関砲(対空機関砲)と呼ぶこともある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「機関砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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