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櫛野展正(くしののぶまさ、1976年-)は日本のキュレーター。広島県出身。鞆の津ミュージアム(広島県福山市)キュレーター、社会福祉法人創樹会 福山六方学園勤務。岡山大学教育学部卒。 == 来歴・人物 == 福山市立南小学校、広島大学附属福山中学校・高等学校卒業。 小学生の頃の夢は漫画家で、絵心はいまでもある。高校卒業後、特別支援学校教員を目指し岡山大学教育学部へ入学。大学1年時の障がい者福祉施設へのボランティア活動が転機となり、2000年に社会福祉施設へ就職。〔櫛野展正(鞆の津ミュージアム)×堀内奈穂子(AIT)対談 - CINRA.NET/インタビュー、2014年3月20日〕 就職直後より、障害のある人たちへの表現活動のサポートを開始し、2012年5月日本財団のアール・ブリュット支援事業により、「鞆の津ミュージアム」(広島県福山市)開館。〔-AIT/インタビュー、2014年4月18日〕 手掛けた展覧会は、死刑囚が描いた絵画〔死刑囚が描いた絵から見えてくるもの -日経ビジネスDIGITAL 、2013年06月18日〕、ヤンキー関連作品、高齢者の表現物、スピリチュアル世界に関する展示など、主に社会の周縁で生きづらさを抱える人たちの展示が多い。各展示が奇抜なため突飛な印象を受けるが、アール・ブリュットを"生き延びるためのテクニック"と広義に解釈し、「そのような社会的成功とは無縁な人たちの生き様に焦点を当てることを通して、多様性を確保するとともに、鑑賞者ひとり一人が"いかに効率的な社会に生きているか"を再認識し、どのような生き方が"よい生き方"なのか見つめ直してもらうこと」〔『キュレーションの現在—アートが「世界」を問い直す (Next Creator Book)]』(2015年、フィルムアート社)〕を目指している。 アール・ブリュット鑑賞者の、”純真無垢”、”素直な表現”などステレオタイプの感想や、福祉施設での工業製品製造的なアート活動や不自然なタイトル付け等を好まず、福祉施設勤務のキュレーターのポジションだから見えてくる、歯に衣着せぬ意見や考え方を持つ。建前や理想論だけでは済ますことの出来ない、本音の日本のアール・ブリュットの在り方を考え続けているのは、意識する20世紀のアール・ブリュットの提唱者ジャン・デュビュッフェの影響が存在する。 鞆の津ミュージアムは、開館時から地元コミュニティとの交流が活発で、美術館の並びに存在する「鞆こども園」を会場に、展覧会に関連したトークイベントが開催されることが多い。過去には都築響一、茂木健一郎、坂口恭平、Chim↑Pom、杉作J太郎、宇川直宏、みうらじゅん、蛭子能収、根本敬、園子温×神楽坂恵などのトークイベントが開催された。 2015年11月より、個人活動である「クシノテラス」を広島県福山市にオープン〔表現の根源に迫る人間たちを発掘せよ! 櫛野展正インタビュー -bitecho[ビテチョー]、2015年12月7日〕。イベントスペースとギャラリースペースの2つの機能を持つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「櫛野展正」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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