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この項目では、欧州連合の軍事について解説する。 欧州統合の進展に伴い、軍についても共同・統合にむけての動きが見られている。古くは1950年代に提唱された欧州防衛共同体構想が知られている。これは、欧州各国の統合軍を作る試みであり、数ヶ国で調印されたがフランスの反対により、発効には至らなかった。冷戦期においては西欧諸国の多くが北大西洋条約機構(NATO)に加盟しており、これにより集団安全保障を築いていた。 1992年のマーストリヒト条約および1999年のアムステルダム条約によって、欧州連合の共通外交・安全保障政策(CFSP)が策定・明確化された。1999年に開かれた欧州理事会において政策に合致し、欧州連合独自で運用できる軍の整備を目指すヘルシンキ目標(:en:Helsinki Headline Goal)が採択された。ヘルシンキ目標では、欧州連合が軍が実施すべきとしたペータースベルク・タスク(人道支援・平和維持活動など)を円滑に派遣・遂行できる戦力整備を行うこととなっている。このほか、西欧同盟(WEU)についてもEUとの統合・一体化の動きが進められた。 それにより欧州連合部隊(EUFOR)が設立され、NATOの組織的支援の下で2003年3月よりマケドニア旧ユーゴスラビア欧州連合部隊 コンコルディア" (EUFOR Concordia)を展開した。2004年12月からは平和安定化部隊(SFOR)の後継として欧州連合部隊 アルテア(EUFOR Althea)がボスニア・ヘルツェゴビナに派遣されている。アフリカなどの欧州域外へも平和維持目的での部隊派遣を行なっている。 == 関係する多国籍部隊 == 欧州連合・西欧同盟と関係する多国籍部隊は複数編成されており、平和維持任務などに派遣されている。 * 欧州防衛機関 * 欧州連合部隊(EUFOR、ボスニア・ヘルツェゴビナやコンゴ民主共和国等に派遣) * 欧州合同軍(Eurocorps、合同旅団のほか、ベルギー・ルクセンブルク・スペイン・ポーランドの部隊で編成) * ドイツ・フランス合同旅団 * 司令部中隊(混成) * 第3驃騎兵連隊 —(機甲偵察連隊) * 独軍第292猟兵大隊(Jägerbataillon 292) — (軽歩兵大隊) * 第110歩兵連隊 — (機械化歩兵連隊) * 独軍第500装甲工兵中隊(Panzerpionierkompanie 500) — (機甲工兵中隊) * 独軍第295装甲砲兵大隊(Panzerartilleriebataillon 295) — (砲兵大隊) * 混成兵站大隊(フランス語:Bataillon de Commandement et de Soutien ドイツ語:Deutsch-FranzösichesVersorgungsbataillon) — (兵站大隊) * 欧州即応部隊(Eurofor、フランス、スペイン、ポルトガル、イタリアの部隊で編成) * 欧州国家憲兵隊(EGF、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダの部隊で編成) * 欧州連合戦闘群(EU BGs) * 欧州連合・法の支配ミッション * 欧州連合軍事参謀部(EUMS) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「欧州連合の軍事」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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