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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 正 : [ただし, せい, しょう] 【名詞】 1. (logical) true 2. regular ・ 正規 : [せいき] 1. (adj-na,n,adj-no) regular 2. legal 3. formal 4. established 5. legitimate ・ 拡大 : [かくだい] 1. (n,vs) magnification 2. enlargement
抽象代数学において、体の代数拡大 ''L''/''K'' は、''L'' が ''K'' の多項式の族の分解体(splitting field)であるときに、正規()という。ブルバキはそのような拡大を準ガロワ拡大(quasi-Galois extension) と呼んでいる。 == 同値な性質、および例 == ''L''/''K'' の正規性は以下の性質のいずれとも同値である。''K''''a'' を ''K'' の ''L'' を含む代数的閉包とする。 * ''K'' 上恒等写像であるような ''L'' の ''K''''a'' へのすべての埋め込み は σ(''L'') = ''L'' を満たす。言い換えると、σ は ''L'' の ''K''-同型である。 * ''L'' に根をもつような ''K'' のすべての既約多項式は ''L'' に根をすべてもつ。すなわち、''L'' において一次式に分解する。(多項式は ''L'' で ''分解する'' (split) と言う。) ''L'' が ''K'' の有限次分離拡大(例えば、これは ''K'' が有限体か標数 0 であれば自動的に満たされる)であれば、次の性質もまた同値である。 * 根が ''K'' の元とともに ''L'' を生成するような既約多項式が存在する。(''L'' はその多項式の分解体であると言う。) 例えば、 は の正規拡大である。なぜならば、''x''2 − 2 の分解体だからである。一方、 は の正規拡大ではない。なぜならば、既約多項式 ''x''3 − 2 はその中に1つの根(すなわち )をもつが、すべてではない(2 の虚3乗根をもたない)からである。 は の正規拡大でないという事実は上記3つの性質のうちの1つ目を使っても確かめられる。代数的数体 は の代数的閉包であって を含む。一方、 : であり、ω を2の虚三乗根の1つとすれば、写像 : は の への埋め込みであって、 への制限は恒等写像である。しかしながら、σ は の同型写像ではない。 任意の素数 ''p'' に対して、拡大 は次数 ''p''(''p'' − 1) の正規拡大である。これは ''xp'' − 2 の分解体である。ここで は任意の 1 の原始 ''p'' 乗根を表す。体 は の正規閉包(下記参照)である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「正規拡大」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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