翻訳と辞書
Words near each other
・ 武器輸出禁止
・ 武国凝別命
・ 武国凝別皇子
・ 武垣県
・ 武城
・ 武城県
・ 武城県 (威県)
・ 武城県 (曖昧さ回避)
・ 武埴安彦命
・ 武基雄
武塔神
・ 武塔駅
・ 武士
・ 武士の一分
・ 武士の家計簿
・ 武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新
・ 武士の滝
・ 武士の滝 (東広島市)
・ 武士の献立
・ 武士の鑑


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

武塔神 : ミニ英和和英辞書
武塔神[むとうしん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とう]
  1. (n,n-suf) tower 2. pagoda 
: [かみ]
 【名詞】 1. god 

武塔神 : ウィキペディア日本語版
武塔神[むとうしん]
武塔神(むとうしん、むとうのかみ)は、蘇民将来説話に登場する。武塔(むたふ)の神、武塔天神とも呼ばれる。
== 概要 ==
卜部兼方13世紀後半に著した『釈日本紀』にも引かれている『備後国風土記逸文』の「疫隈国社(えのくまのくにつやしろ)」)が初見である。
武塔の神は北海の神で、嫁取りに南海に訪れたとされ、自ら「吾は速須佐能神(すさのおのかみ)なり」と称している。ゆえにスサノオ(『古事記』における呼称は建速須佐之男命)と同一視される。
武塔は固有名詞ではなく、朝鮮の武塔(ムータン)の台形状の聖所にある神の意味と言われる。
ムータンという言葉は、朝鮮では、巫堂mudangというシャーマン的存在が知られる。中国語にはmudan(牡丹)という語があり、
また毘沙門天代の武将李靖(571年 - 649年)が習合した道教の神である托塔李天王と関連付ける説もある。
『備後国風土記逸文』の武塔神の説話は、のちに牛頭天王の説話『祇園牛頭天王縁起』へと話がスケールアップしている。
武塔神の弟の巨旦将来は、夜叉国の巨旦大王(金神)になり、武塔神は「身の丈七尺五寸の大男・牛頭をした太子」牛頭天王へと変化し、巨旦大王と戦争まで起こしている。牛頭天王は、摩訶陀国(まかだこく)の王舎城(マガダのラージャグリハ)の大王とされる。
*『伊呂波字類抄』によれば、「天竺北方の九相国に吉祥園があり、牛頭天王はその城の王で武塔天神とも云う。」としており、八王子と8万4654の眷属神をもつとする。
*陰陽道の教典の一つである「刃辛(ほき)内伝」では天刑星(てんぎょうしょう)の神の転生で、吉祥天の王舎城の大王で商貴帝と呼ばれる。
*「九相国」はときに「倶相国」「吉祥国」「豊饒国」等と記述されるが同じである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「武塔神」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.