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武威市(ぶいし)は、中華人民共和国甘粛省中部位置する地級市。ここの雷台地区には雷台漢墓という後漢時の張将軍の一族の墓地がある。これは高台の下に墓室があり、その中には大量の銅車馬があり、有名な銅奔馬も出土した。現在雷台には雷神を祀る道観(道教の寺院)がある。それ以外にも元代のチベットの首領と元朝の中央の会盟の場だった白塔寺がある。歴史的遺産より1985年には中国歴史文化名城に指定されている。 == 歴史 == 武威市は古代西羌の地であり、『書経・禹貢』によれば九州の中の雍州(後の涼州)に属した。 漢代になると武帝による西域開発の結果、「武帝之威河西に到達す」として武威郡が設置され、張掖郡、酒泉郡、敦煌郡とあわせ、河西四郡と称された。後に涼州、姑臧などと称され地方行政の中心とされた。 十六国時代になると前涼、後涼、南涼、北涼の各王朝の都城が設置され、南北朝時代に急速な発展をみせた。 元代より甘粛行省(後の甘粛省)に属し現在の行政組織の基礎が完成している。 中華民国が成立し県制が施行されると、武威県と改称され、さらに1984年に昇格し現在に至る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「武威市」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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