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武社国造(むさのくにのみやつこ・むさこくぞう)は、後の令制国の上総国武射郡、現在の千葉県山武市と山武郡芝山町および横芝光町〔横芝光町のうち栗山川東岸は、下海上国造の領域とされ、あるいは、小川台古墳群を物部匝瑳氏の奥都城とし、物部小事の建てた匝瑳郡の領域ともされる。〕を支配した国造。 == 解説 == 『先代旧事本紀』「国造本紀」によれば、成務天皇の御世に、和邇氏祖彦意祁都命の孫の彦忍人命を国造に定められたとされる。また『古事記』孝昭天皇の段では、孝昭天皇の第1皇子天足彦国押人命を牟邪臣の祖とする。 領域とされる後の武射郡は、上総国の北端に突き出ており下総国の一部のように思われるほどである。にもかかわらず上総国の一角に組み込まれているのはそれなりの歴史的、地理的な理由があるとされ〔、開拓が黒潮にのって太平洋側から進められたためともされている〔『千葉県の歴史』 3頁〕。国造氏族は、『古事記』孝昭天皇の段によると牟邪臣という氏姓を帯び、「国造本紀」に和邇氏と同じく孝昭天皇の後裔と称しており、和邇氏と同祖と称し臣というカバネを有するのは、東国の国造では他に例がない〔『日本古代史地名事典』 238頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「武社国造」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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