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武蔵五日市駅(むさしいつかいちえき)は、東京都あきる野市舘谷台にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五日市線の駅で、この路線の終着駅である。 == 歴史 == * 1925年(大正14年) * 4月21日 - 五日市鉄道 拝島 - 当駅間開通と同時に五日市駅(いつかいちえき)として開業〔。旅客および貨物の取り扱いを開始。 * 6月1日 - 武蔵五日市駅に改称〔「地方鉄道駅名改称」『官報』1925年6月13日 (国立国会図書館デジタル化資料)〕。 * 9月20日 - 当駅 - 武蔵岩井駅間が開通(通称:岩井支線)〔。 * 1940年(昭和15年)10月3日 - 五日市鉄道の南武鉄道への合併により、同社の駅となる〔。 * 1944年(昭和19年)4月1日 - 南武鉄道の戦時買収私鉄指定による国有化により国鉄五日市線の駅となる〔。 * 1961年(昭和36年)4月15日 - 貨物の取り扱いを廃止。 * 1971年(昭和46年)2月1日 - 当駅 - 大久野間の旅客営業が廃止〔。同時に大久野 - 武蔵岩井間が廃止〔。 * 1982年(昭和57年)11月15日 - 当駅 - 大久野間廃止(貨物営業終了)〔。 * 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。 * 1996年(平成8年)7月6日 - 駅舎高架化。発車メロディ導入。 * 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。 かつては、手前300m程東に「三内信号扱所」(当駅の構内扱い、現在の高架区間の始まり)があり、北方向に分岐する「岩井支線」があった。貨物列車は当駅を通らずに拝島方面から武蔵岩井方面へ直行し、旅客列車は当駅からここでスイッチバックして武蔵岩井へと向かっていった。この路線はセメントの原料になる石灰岩を輸送するために敷設されたものである。しかし、輸送がトラックに移行されたため、1971年(昭和46年)に旅客輸送を廃止して貨物専用になった後、1982年(昭和57年)に廃線になった。 当駅の高架化の際に、旧岩井支線の路盤が活用された。現在、三内信号扱所跡から南方には高架化前の当駅に向かう本線跡が廃線敷として残っている。 五日市線の終着駅ではあるが、高架化は頭端駅構造ではなく中間駅構造で行われた。そのため下り先端部は延伸できる構造になっている。 かつて檜原村への延伸要望があった〔衆議院議員並木芳雄君提出国鉄五日市線電化に関する質問に対する答弁書 衆議院〕が、JRからは今後の構想や計画については特に公表されていない。 == 駅構造 == 島式ホーム1面2線を有する、五日市線で唯一の高架駅である。 直営駅で、駅舎内にはみどりの窓口(営業時間7時00分 - 20時00分)や自動改札機・自動券売機・自動精算機、およびNEWDAYSなどがある。北口と南口があり、南口から北口へ通路を伸ばした形になっているが、メインは南口である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「武蔵五日市駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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