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武蔵野鉄道デキカ20形電気機関車(むさしのてつどうデキカ20がたでんききかんしゃ)は、西武鉄道の前身事業者である武蔵野鉄道が、1927年(昭和2年)に新製した電気機関車である〔「西武鉄道の電気・蓄電池機関車」 p.63〕。 形式称号の「デキカ」とは、電気機関車(デンキキカンシャ)を表す、武蔵野鉄道における電気機関車専用の車両記号である〔西武鉄道100年 E12修復完成記念披露会。(中) - 鉄道ホビダス 編集長敬白(2012年5月15日) 2012年11月29日閲覧〕。 == 概要 == 武蔵野鉄道は池袋 - 所沢間の電化完成に際して、1923年(大正12年)にデキカ11形電気機関車を3両導入し〔「私鉄車両めぐり(80) 西武鉄道 1」 pp.69 - 70〕、電化以前より保有した蒸気機関車と併用する形で貨物輸送に充当したが、電化区間延伸に伴って貨物輸送を全面的に電気機関車牽引に改めることとなり〔、1927年(昭和2年)3月にデキカ20形電気機関車(以下「本形式」)21・22の2両を新製・導入した〔「西武鉄道の電気機関車」 pp.246 - 247〕。 本形式は先行して導入されたデキカ11形と同様に動軸を4軸備える「D形電機〔1928年(昭和3年)の日本国有鉄道(国鉄)における形式称号規程改訂に際して制定された、動軸数に応じてAから順にアルファベット記号を割り振る表記方式による呼称。動軸を「4軸」備える本形式はAから数えて4番目の「D形」となる。〕」で〔「私鉄車両めぐり(80) 西武鉄道 1」 p.71〕、車体の前後に前方へ張り出した機械室を備える、いわゆる凸形の車体を備えるが〔、本形式においては大半の主要機器を車体側に搭載することによって、前後の張り出しがデキカ11形と比較して小さくなり、箱型に近い車体形状に改められた点が異なる〔。またデキカ11形がアメリカ・ウェスティングハウス・エレクトリック (WH) 社において新製された33t級の輸入機であったのに対し、本形式は川崎造船所(現・川崎重工業)において新製された40t級の純国産機であった〔。その他、デキカ11形と比較して主電動機出力が強化され、架線電圧1,200V・主電動機端子電圧600V時における1両あたりの定格出力はデキカ11形の298kW (≒400HP) に対して本形式は448kW (≒600HP) と約1.5倍の出力特性を備える〔。 なお、本形式は製造元である川崎造船所の設計による40t級標準型電気機関車の一形式であり〔、本形式と同時期に川崎造船所において新製された同形の電気機関車として、小田原急行電鉄(現・小田急電鉄)が発注したデキ1010形、上田温泉電軌(後の上田交通)が発注したデロ300形の2形式が存在する〔。 戦後の武蔵野鉄道と(旧)西武鉄道の合併に伴う(現)西武鉄道成立後に実施された幾度かの改番を経て、最終的に本形式はE21形E21・E22と改称・改番されて1978年(昭和53年)まで運用され〔「西武鉄道の電気機関車」 p.242〕、(現)西武鉄道成立以前に新製されたいわゆる「社形車両」としては最後まで西武鉄道に在籍した形式となった〔〔武蔵野鉄道当時より在籍した「社形電車」は1976年(昭和51年)8月に廃車となったクモニ1形1(2代)が、(旧)西武鉄道当時より在籍した「社形電車」は1966年(昭和41年)に形式消滅したクモハ151形・クハ1151形電車が、それぞれ最後まで在籍した形式であった。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「武蔵野鉄道デキカ20形電気機関車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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