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歯科衛生士(しかえいせいし、)は、歯科予防処置、歯科診療補助および歯科保健指導等を行う歯科医療職(コ・メディカル/コ・デンタル)である。 == 日本における歯科衛生士 == 日本においては、歯科衛生士は1948年(昭和23年)制定の歯科衛生士法に基づく厚生労働大臣免許の国家資格となっている。歯科医師の指示のもと、歯科予防処置、歯科診療補助および歯科保健指導等を行う。単独で診断・治療・レントゲン撮影は行えない。厚生労働省の平成26年衛生行政報告例(就業医療関係者)によると就業歯科衛生士は2014年末現在で116,299名であり、10年間で36,000名以上増加している。 現在のところ、看護師とともに需要が多い職業である。毎年7,000人以上の卒業者が出ているが、現在でも歯科衛生士不足が見られる。一因として離職率の高さが指摘されている。また(開業医の)歯科医の側でも、歯科衛生士を「職場の花」的な位置付けに考える意識を持つ者がおり、中高年の歯科衛生士の雇用に消極的であることも相まっている。 歯科衛生士法により以前は女子のみに限定されていたが、現在では同法附則第2項により男子にも同法が準用されるため、資格取得可能となっている。男性歯科衛生士はきわめて少数ではあるがすでに存在する。近年、大学に歯科衛生士養成課程が新設されてからは、男子学生も在籍している。 多くの歯科衛生士養成施設では女子のみの募集となっていて、資格取得機会の面で不均衡になっている。なお、平成24年6月30日の時点で男性歯科衛生士は43名となっている。 勤務先の大半は歯科診療所である。医科病院の口腔外科や歯科に勤務する者もあるが、診療補助業務に関して重複する看護師との住み分けは施設ごとに様々である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「歯科衛生士」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dental hygienist 」があります。 スポンサード リンク
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