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水銀に関する水俣条約(すいぎんにかんするみなまたじょうやく、the Minamata Convention on Mercury)は、水銀および水銀を使用した製品の製造と輸出入を規制する国際条約。略称は「水銀条約」「水俣条約」。 地球規模の水銀および水銀化合物による汚染や、それによって引き起こされる健康、および環境被害を防ぐため、国際的に水銀を管理することを目指すものである。 水俣病と同じような被害を繰り返してはならないという、決意を込めて名づけられ、2013年1月19日にジュネーブで開かれた国際連合環境計画(UNEP)の政府間交渉委員会にて、名称を「水銀に関する水俣条約」とすることを日本国政府代表が提案し、全会一致で名称案を可決し、92ヶ国(含むEU)が条約への署名をおこなった。 条約は熊本で2013年10月7-8からの準備会合を経て、2013年10月19日に採択・署名(熊本市)された。 発効は50か国が批准してから90日後とされており、その時期は2016年ごろと予想されている。 == 経緯 == * 2010年6月7日-11日:第1回会合(INC1)が、ストックホルムで開催 * 2011年1月24日-28日:第2回会合(INC2)が、千葉で開催 * 2011年10月24日-11月4日:第3回会合(INC3)が、ナイロビで開催 * 2012年6月27日-7月2日:第4回会合(INC4)が、プンタ・デル・エステで開催 * 2013年1月13日-19日:第5回会合(INC5)が、ジュネーブで開催 * 2013年10月9日-11日:全権代表外交会合が、熊本県水俣市及び熊本市で開催(9日:開会式典及び公害現地視察(水俣市)、10・11日:外交会議(熊本市)) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水銀に関する水俣条約」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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