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沼津貝塚(ぬまづかいづか)は宮城県石巻市沼津字出外・八幡山にある縄文時代の代表的な貝塚。別称出外(でと)貝塚ともいう。1972年(昭和47年)10月21日、国の史跡に指定される。 == 概要 == 本貝塚は、石巻市の東に万石浦があり、その北方の標高25~15メートルの丘陵上に立地する。遺跡全体の面積は東西220メートル、南北160メートルである。縄文時代前期からの遺物が存在し、中期後半に入って貝層が形成され、ハマグリ〔縄文時代中期後半から後期初頭にかけて〕やアサリ〔縄文時代後期中葉から晩期前半にかけて〕、ヤマトシジミ〔縄文時代晩期後半から弥生時代にかけて〕の順でみられる。 地元の毛利総七郎と遠藤源七によって、1908年(明治41年)から1929年(昭和4年)にかけて継続的に発掘され、研究者〔長谷部言人・杉山寿栄男など多くの研究者〕も参加している。出土品では、釣り針・銛・ヤスなどの骨角器が多いことが特徴である。その他、漁具や櫛・垂飾品などの装身具など膨大な遺物が採集されている。このうちの骨角器一括、縄文土器2点、岩版1個、土製獣2点が一括して重要文化財に指定されている(東北大学蔵)。 戦後になって1958年(昭和33年)、1963年(昭和38年)、1967年(昭和42年)には研究会・大学・県などの研究団体が発掘調査している。 規模も大きく、貝塚の保存状態もよく、出土の骨角器も多量などの理由から1972年(昭和47年)、東北地方における縄文時代の貝塚として国の史跡に指定された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「沼津貝塚」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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