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深圳通(シンセン-つう)は、中華人民共和国広東省深圳市で使用されている非接触型ICカード。元々は乗合バスのプリペイドカードとして発行されたが、2004年12月28日の深圳地下鉄の開通後は、地下鉄にも乗れる新型カードが発行された。2005年末には、深圳通有限公司が唯一の発行主となり、一部のタクシーへの乗車、商店での買い物にも用いられるICカードに変わった。 将来は、駐車料金、水道電気ガスなど公共料金、家賃、公共施設使用料の支払いも可能になる。また、香港の八達通(オクトパス)や広州市の羊城通との相互使用も検討されている。特にオクトパスとの相互利用に関しては、ここ数年間継続して協議が行われている。当初は人民元と香港ドルの決済がネックであった〔「八達通可望通深圳 深圳通也将可在港使用 両地共識技術可行」『香港商報』2003年11月08日 〕。しかし、CEPAが締結された2003年以降、両通貨の決済方法が整備され、この問題はほぼ解決されている。また、技術的な障害もほとんどないとの報道もされている〔「深港地鐵卡兼容技術無障礙 一卡通深港將成現實」『人民網』2006年01月09日 〕。さらに、深圳市は香港と深圳市の一体化を推進する立場から積極的である〔「深圳提出加緊與港融合計劃」『大紀元』2003年3月2日 〕。ところが、香港政府は必ずしもそうでなく、協議は未だ初段階に過ぎないと表明している〔「立法會十六題:港深八達通互用計劃」『香港政府新聞報』2006年6月28日 〕。 ==券種== *租用版カード *銷售版カード *特殊優惠カード *銀行連名カード *紀念カード *企業個性カード *ミニカード *携帯電話深圳通(中国移動と中国聯通) *「互通行」カード(深圳通・八達通二合一連名カードで、人民元と香港ドル双口座) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「深セン通」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shenzhen Tong 」があります。 スポンサード リンク
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