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深沙大将(じんじゃだいしょう)は、深沙神、深沙大王とも呼ばれる仏教の守護神の一人で、大般若経の十六善神の上首として信仰されることが多い。従って、独尊としての信仰は修験道によるところが大きい。 玄奘三蔵がインドへ行く途中、砂の中から現れ、玄奘を守護したと伝えられる。 姿は、1面2臂(ひ)で髑髏の瓔珞をつけ、象革の袴を履く、持物については一定しないが、蛇や戟を持つものがある。 修験道では、慧印六段法の加行本尊になっているが、その道場観では鬼神形ではなく、唐服を着た、道教神で冥界の神である泰山府君と習合した姿である。 利益には、いわゆる「十種勝利」「四種果報」があるが、これはこの尊の本地が十一面観音であるとされていることによるものである〔羽田守快『修験道修行入門』(2004, 原書房)p.129-132〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「深沙大将」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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