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深海調査艇 : ミニ英和和英辞書
深海調査艇[ちょうさ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

調 : [ちょう]
 【名詞】 1. (1) pitch 2. tone 3. (2) time 4. tempo
調査 : [ちょうさ]
  1. (n,vs) investigation 2. examination 3. inquiry 4. enquiry 5. survey 

深海調査艇 ( リダイレクト:深海探査艇 ) : ウィキペディア日本語版
深海探査艇[しんかいたんさてい]

深海探査艇(しんかいたんさてい)とは深海を探査する目的に供される潜水艇である。バチスカーフの一種である。
== 構造 ==
球形の耐圧殻があり、蓄電池から電力が供給されるようになっている。乗組員の吐き出す二酸化炭素はアルカリ性の吸収剤で炭酸塩として吸収する。
ビデオレコーダーカメラを備えている。
耐圧殻は以前は高張力鋼が用いられていたが、1980年代頃からはチタン製が主流となっている。また水深の浅い水域用には全周がアクリル樹脂でできているものもある。
超音波で母船に画像や音声を送ることが出来るが、帯域が限られているので伝送容量に限界がある。近年はデジタル圧縮技術の進展で以前に比べ、ある程度は改善されてはいるが、依然、この問題は解決されていない。
電動機は近年では誘導電動機が主流である。バッテリーは以前は銀亜鉛電池を用いていた為に、(充電時に亜鉛の樹状結晶が成長し、セパレータに悪影響を与え、最悪の場合短絡する為)サイクル寿命が短かったが、近年ではリチウムイオン電池が使用されつつある。低温でも放電特性が優れており、サイクル寿命が長い為、経費削減に寄与する。
浮力材には以前はガソリンが用いられたが、現在ではシリカのマイクロバルーンをエポキシ樹脂で固めたものが用いられる。
船体の傾斜を調整する為に従来は水銀が使用されていたが、近年ではシークリフやタートルのように水銀の代わりに数珠のようにつなげたタングステンのボールを移動させる事により重心を移動する機種もある。タングステンのボールと半分は浮力材で出来たボールが連なっており片側にタングステンのボールが入り、同じ数だけ反対側のタンクに浮力材が入る事で移動した体積を補う。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「深海探査艇」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Deep-submergence vehicle 」があります。




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