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満濃池(まんのういけ)は、香川県仲多度郡まんのう町にある日本最大の灌漑用のため池である。 空海が改修したことでも知られ、周囲約20km、貯水量1,540万tである。また満濃太郎とも呼ばれる。 ==歴史== *701年-704年頃(大宝年間) 讃岐国の国守 道守朝臣が創築〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、14頁〕。 *818年(弘仁9年) 洪水による堤防決壊〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、496頁〕。 *821年(弘仁12年) 朝廷の築池使 路真人浜継が派遣され復旧に着手するも工事は難航〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、496頁〕。 *821年(弘仁12年) 空海が築池別当として派遣され〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、20頁〕、約3ヵ月後改修完了〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、25頁〕。その後も決壊、復旧を繰り返す。 *1184年(元暦1年) この年の決壊後、寛永8年の改修まで復旧されず、池跡には民家、田畑が作られ、「池内村」となる〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、76頁〕。 *1628年(寛永5年) 讃岐国領主 生駒高俊の命により普請奉行 西嶋八兵衛、改修着手〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、496頁〕。 *1631年(寛永8年) 改修完了〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、78頁〕。 *1854年(嘉永7年) 地震により破堤〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、496頁〕。 *1870年(明治3年) 復旧工事完了〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、137頁〕。 *1905年(明治38年)第一次嵩上げ工事に着手、堤防を三尺嵩上げ〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、138頁〕。 *1906年(明治39年)1月 第一次嵩上げ工事完成〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、139頁〕。 *1927年(昭和2年)10月 第二次嵩上げ工事に着手、堤防を五尺嵩上げ〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、166頁〕。 *1930年(昭和5年)12月 第二次嵩上げ工事完成〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、167頁〕。 *1941年(昭和16年)4月 第三次嵩上げ工事に着手、堤防を6m嵩上げ〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、183頁〕。 *1959年(昭和34年) 第三次嵩上げ工事及び天川導水路完成〔満濃池史、満濃池土地改良区2001年9月発行、211頁〕。 *1996年(平成8年)日本の音風景100選に選定される。- 環境庁選定 *2000年(平成12年) 『満濃池樋門』が国の登録有形文化財(建造物)に登録される。 *2005年 ダム湖百選に選定される - 財団法人ダム水源地環境整備センター選定 *2010年 ため池百選に選定される - 農林水産省選定 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「満濃池」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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