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源 兼行(みなもと の かねゆき、生没年不詳)は、平安時代中期の能書家。陽成源氏で、上総介・源延幹の子。子に兼任がいた。官位は正四位下・大和守。 == 経歴 == 陽成天皇の第六皇子である大納言源清蔭の孫で〔『尊卑分脈』による。『本朝皇胤紹運録』では曾孫とする。〕、能書家でもあった源延幹の子として生まれる。 当時第一の手書きと称され、位記(位を授ける際に与える文書)や上表文の清書、願文(祈願の意を表す文書)の執筆、色紙形や門に掲げる額の揮毫などを担当した。後冷泉・後三条・白河の3天皇にわたり、大嘗会の悠紀主記屏風の色紙形の揮毫を行っている。宇治平等院鳳凰堂(阿弥陀堂)の色紙形の執筆やその筆跡から「桂本万葉集」や「高野切」第二種など一連の古筆が兼行の筆によるものとされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「源兼行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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