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源 忠隆(みなもと の ただたか、生没年不詳)は、平安時代中期の武士・官人。源満政の次男。兄弟に忠重、忠国らがあり、子に斉頼、忠清、重隆、隆仲、重明、義経らがある。官位は正五位下、検非違使、左衛門尉、蔵人、駿河守(『尊卑分脈』)。 『枕草子』第7段及び85段に一条天皇に仕える六位蔵人として登場し、同書三巻本の勘物によれば長保2年(1000年)正月に蔵人に任ぜられたとある。翌同3年(1001年)からは右衛門少尉を兼帯(『権記』)。寛弘元年(1004年)正月には蔵人式部丞となり、翌同2年(1005年)正月に叙爵(三巻本『枕草子』)。寛弘5年(1008年)頃には相模権守となっている(『御産部類記』)。 異本『清少納言集』には宮仕えを退き夫と共に摂津に下っていた清少納言の許を勅使として訪ねた際に交わした贈答歌があるが、これは忠隆が蔵人在任中であった長保2年から寛弘元年(1000年 - 1004年)の間のものであると考えられている。また『尊卑分脈』の記載によれば備前守藤原景斉女や上野介平維叙女などを娶っていたという。子息のうち長子とされる斉頼は鷹飼の達人として著名であり、その子孫は代々近江を地盤とした。 == 参考文献 == *鑑賞日本古典文学『枕草子』 石田穣二編 (角川書店、1975年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「源忠隆」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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