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濁水渓(だくすい-けい)は台湾中部を流れる河川。台湾で最も長い河川である。流域面積は高屏渓に次ぐ2番目。中央山脈の佐久間鞍部に源を発し西に流れ、台湾海峡に注ぐ。 == 地理 == 源流は中央山脈の合歓山で、合歓山と合歓山東峰の間の佐久間鞍部に発する。源流から主に南西の方向に流れながら万大渓などの支流を合わせ、南の玉山方面から流れる丹大渓と合流した付近から西に流路を変える〔渡辺ほか『世界地名大事典 7』。〕。上流部では支流により小規模な河谷平野が形成されている〔『世界大百科事典 17』。〕。日月潭からの支流や陳有蘭渓と合流し、阿里山山脈を抜け、南から流れる清水渓と合流すると平野部に達する。 平野部を南北に分流しながら西流し、広い扇状地を形成しながら台湾海峡へ注ぐ〔『日本大百科全書 14』。〕。濁水渓が形成した扇状地は台南平原の北部を占め、本流の北は彰化県、南は雲林県の主要部分を形成する〔。 流域の平野は肥沃な農業地帯であり、清時代に対岸の福建省や浙江省からの移民による開拓が進められた〔。水利に恵まれていることから、コメの二期作や小麦の栽培が盛んである〔。また分流を利用して網目状に張り巡らされた水路により市街が発達した。そのためこの地域の人口密度も高く、2007年現在で彰化県は台湾の県の中で最も人口密度が高い〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「濁水渓」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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