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carbonate =========================== ・ 炭 : [すみ] 【名詞】 1. charcoal ・ 炭酸 : [たんさん] 【名詞】 1. carbonic acid ・ 酸 : [さん] 【名詞】 1. acid ・ エステル : [えすてる] 【名詞】 1. ester 2. (n) ester
炭酸エステル(たんさんエステル、carbonate ester)は有機化学における官能基の一種で、炭酸の2つの水素原子をアルキル基で置き換えたものである。RO-C(=O)-OR' の構造を持つ。 一般に酸性には強いが、塩基性条件下では容易に加水分解を受け、二酸化炭素とアルコールを発生する。 ホスゲンとアルコールの反応で合成するのが一般的である。炭酸ジフェニルとアルコールとのエステル交換反応、一酸化炭素とアルコールの金属触媒による反応なども用いられる。 == 誘導体 == *炭酸ジメチル、炭酸ジエチル、炭酸エチレン(エチレンカルボナート)、炭酸プロピレン(プロピレンカルボナート)は溶剤、電解液などとして利用される。 *ポリカーボネート樹脂は、ビスフェノールAが炭酸エステル結合によって多数連結したものである。ビスフェノールAとホスゲンまたは炭酸ジフェニルとの反応で合成され、耐衝撃性・透明性などを生かして各分野に幅広く応用されている。 *有機合成分野においては 1,2- および 1,3-ジオールの保護基として利用される。水酸化ナトリウム水溶液などの作用で脱保護できる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「炭酸エステル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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