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煙の又平(けむりのまたへい)は、TBS系列の時代劇『水戸黄門』の第16部(1986年放映)および次の第17部(1987年放映)第1話に登場する架空の忍者。同シリーズに長期にわたって登場したかげろうお銀の部下である(かげろうお銀の項目も参照)。配役はせんだみつお。 == 設定・横顔 == 初登場は、かげろうお銀同様第16部第1話で、常にお銀と行動を共にしていた。お銀のことは「お嬢」と呼んでいる。 お銀の右腕として、賞金目当てで水戸黄門・光圀(演:西村晃)の命を狙ってきたが、第9話でお銀が祖父・藤林無門(演:佐野浅夫)に一喝されると、一転して「お頭のお言いつけに背いてはなりません!」とお銀を止める。その後、光圀の命を狙う根来忍者にお銀が捕らえられた時、お銀を探し回る最中、風車の弥七に水戸老公一行のもとに連れて行かれる(つまり又平の方がお銀より一足先に改心している)。渥美格之進・弥七とともにお銀を救出に向かった際に負傷し、療養した後に、第14話でお銀を含めた水戸老公一行に追いつき、一行に加わる。ただし、その後は毎回登場していたわけではなく、風車の弥七とお銀・又平コンビの少なくともどちらかが登場する形になっていた。 第16部の最終回では、お銀とともに紀州に帰ろうとするが、お銀が水戸老公の元に留まることになり、一人で紀州に帰る(帰ったことは第17部第1話の冒頭でうっかり八兵衛の口から語られた)。 第17部第1話で、鳥羽藩をめぐる騒動に際し、城代家老・本多左京(演:中丸忠雄)の娘・弥生(演:山崎美貴)の警護役として、本多の要請を受けた無門から差し向けられる。この際、本多からは「又平殿」と呼ばれている。三島の宿で、水戸家の道中の差配をしていた佐々木助三郎と再会するが、弥生を呼びに戻った最中に弥生ともども黒谷の道鬼(演:内田勝正)一味の襲撃を受け、弥生を庇って戦い続けるうちに、お銀との再会を果たせぬまま殉職した。その死は助三郎と弥生が見取ることとなった。第8話でも出演者にクレジットされているが、又平の登場場面は第1話の回想シーンである。第9話でお銀が道鬼を倒して敵を討っている。以後、又平の名は語られていない。 第23部と第24部の間に放送されたスピンオフ作品『水戸黄門外伝 かげろう忍法帖』では、弟・花火の又八(演:せんだみつお)がレギュラーで登場した。 忍者の技としては、その名の通り火薬使いの名人である。火炎大筒という大砲を攻撃や暗闇を照らすために使用した。 うっかり八兵衛とともにコメディリリーフの役割も担っていた。一行の人物の中では八兵衛にも敬語で話していた。ちなみに八兵衛とお銀は対等であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「煙の又平」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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