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琉球の摂政(りゅうきゅうの しっしー/せっせい)は、琉球の王府における官職の一つである。国相、王相、諸司代ともいった。 琉球の摂政は三司官の上に立つ琉球で最高位の官職であり、国家の政治を行う(「聴邦政〔「琉球国由来記」pp.49「官爵位階職之事・1・摂政」〕」)のが任務であった。史書では義本王代に英祖が任命されたのを最初としている。のち第一尚氏王統では程復、王茂、懐機といった中国人がこの職についた。第二尚氏王統では、6代尚永王代までは任官が知られず。7代尚寧王のときに、具志頭王子、菊隠、佐敷王子が任官されている。 金武王子朝貞以降は常設化された〔「琉球国由来記」pp.49「官爵位階職之事・1・摂政」「尚氏金武王子朝貞、任此職、以来、無闕官也」〕が、実際的な政務は三司官が執っており、形式化したとも見なされる。ただし向象賢・羽地按司朝秀のように積極的に実務に関わり、政治改革を推し進めた者もいる。基本的に王族である王子・按司位の者から選ばれ、按司の者が就任する場合は、摂政就任に伴い位階も陞り、王子位となった〔琉球では「王子」は位階名。特殊な例として、菊隠は王族ではなく、しかも出家の身であったが、王子位を与えられ加判役に任命された〕。 ==脚注== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「琉球の摂政」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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