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甘木鉄道AR300形気動車(あまぎてつどうAR300がたきどうしゃ)は、甘木鉄道の気動車である。 == 概要 == 老朽化した1986年製造のAR100形を置き換えるために、2001年から製造されている。 富士重工業の第三セクター鉄道向け標準設計車両LE-DCで、車体長さはAR200形と同一であるが、AR200形では窓や扉にバス用部品を使用していたのに対して、本形式ではバス部品を排し、側面窓が上段固定下段上昇窓に、扉は引き扉に改められたほか、車体側面上部に行先表示器を設置している。また本形式では従来の前面非貫通形をやめて標準的な前面貫通形とした。車内はAR200形に準じたセミクロスシート(定員120名)となっている。 エンジンは295PS/2100rpmのUDトラックス(旧:日産ディーゼル)PF6HT03を装備している。AR200形に比べてエンジン出力が向上し、冷房装置は再びエンジン直結式となった。台車はボルスタレス式を採用した。 車体塗装は基本的にAR100形・AR200形と同一だが、前面に貫通扉を設けたため、マスコット「レビット君」のイラストが側面に移った。AR302は2010年7月に水色地に窓周りが濃い青色、乗降扉と貫通扉がオレンジ色の塗装に塗り替えられた〔甘木鉄道AR302が塗装変更 - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース、2010年7月25日〕。AR303は2011年7月に1960年代から1970年代までの旧国鉄の一般形気動車の塗装(クリーム4号と朱色4号のツートンカラー)を模した塗装に変更された〔甘鉄レールバスに新色登場! - 甘木鉄道公式ウェブサイト、2011年7月22日〕〔甘木鉄道AR303が国鉄一般形気動車標準色ふう塗装に - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース、2011年7月17日〕。その後AR304は2013年1月に緑色ベースの塗装に、AR305は2013年12月に旧国鉄の急行形気動車の塗装(クリーム4号と赤11号)に変更された〔 - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース、2014年1月10日〕。2015年1月にはAR307が福岡県立朝倉高等学校生徒によるデザインで上半分青、下半分白地に黄帯に変更〔 - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース、2015年1月29日〕、同年10月にはAR306も朝倉高等学校生徒のデザインにより、桜をイメージしたピンクを基調とした塗装〔『「桜」の甘木鉄道9日に出発進行 朝倉高校の仲道さんデザイン』 西日本新聞経済電子版2015年11月06日 03時00分 更新 〕に変更され、同社標準色の車両は301のみとなった。 ファイル:AR302 Amagi Station-20130501.jpg|AR302 ファイル:Amagi Tetsudo Incorporated company AR300 type internal combustion car.JPG|AR303 ファイル:Ar304-green.jpg|AR304 ファイル:Amatetsu-AR305.jpg|AR305 ファイル:Amagi-railway-ar307.jpg|AR307 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「甘木鉄道AR300形気動車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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