翻訳と辞書
Words near each other
・ 田村秀
・ 田村秀吉
・ 田村秀夫
・ 田村秀昭
・ 田村秀男
・ 田村秀行
・ 田村秋子
・ 田村竜
・ 田村竜騎兵
・ 田村章
田村第
・ 田村篤士
・ 田村精肉店
・ 田村紀雄
・ 田村純一
・ 田村総一朗
・ 田村美咲
・ 田村美奈江
・ 田村美香
・ 田村義也


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

田村第 : ミニ英和和英辞書
田村第[たむらてい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [むら]
 【名詞】 1. village 
: [だい]
 (n,pref) ordinal

田村第 : ウィキペディア日本語版
田村第[たむらてい]
田村第(たむらてい/たむらのてい/たむらのだい)は、平城京左京4条2坊の東半分にあったと推定されている藤原南家の邸宅。太政大臣になった藤原仲麻呂が居住していたことで知られている。
== 概要 ==
天平勝宝4年(752年)に東大寺で開かれた大仏の開眼供養に赴いた孝謙天皇が、その帰りに仲麻呂の田村第を訪れたことが、『続日本紀』に記されている。その後、仲麻呂は邸内に住まわせていた大炊王を天皇の位につけることに成功(淳仁天皇)し、ここは淳仁天皇の離宮に準じて扱われて、田村宮とも称された。
藤原仲麻呂の乱後、一時接収されて「田村旧宮」として利用されていたが、桓武天皇の時代には仲麻呂の甥にあたる藤原是公に返還され、桓武天皇が行幸したことが『続日本紀』に記されている。平安時代延喜2年(902年)に作成された聖武天皇以来の東大寺領とされている田村所に関する太政官符の中で、田村所の土地の場所とともにここが田村第の跡地の並びにあったことが記されており、所在地を推定することが出来る。なお、現在地とみられている奈良市四条大路付近からは古代の邸宅の遺構が発掘されており、田村第との関係が指摘されている。
なお『続日本紀延暦元年(782年)11月19日条によれば、「田村後宮」には今木大神が祀られていたことが知られる。この「田村後宮」は田村第の後身と見られるが、今木神の創祀時期は明らかでない。のちに今木神は平安京遷都に伴って山城国に遷され、現在の平野神社京都府京都市)の主祭神となっている〔「平野神社」『日本歴史地名大系 27 京都市の地名』 平凡社、1979年。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「田村第」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.