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【名詞】 1. sarcophagus 2. stone coffin =========================== ・ 石 : [こく, いし] 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) ・ 石棺 : [せっかん] 【名詞】 1. sarcophagus 2. stone coffin ・ 棺 : [ひつぎ, かん] 【名詞】 1. coffin 2. casket
石棺(せっかん)とは、遺骸を収める棺を石材で造ったもの。本項では古代日本における石棺について説明する。 == 概要 == 棺には、石棺の他に壺棺・甕棺・木棺・陶棺・乾漆棺などがある。そのうち石棺は最も堅牢で密閉性に優れ、遺骸の保存に適している。 縄文・弥生・古墳の各時代に造られ使用された。 石棺には、天然の扁平な石を組み合わせただけのやや小型の箱式石棺と、石材を加工した大型の石棺とに分類することができる。 箱式石棺は大陸でも見られ、縄文時代後期に東日本で広がったものと弥生時代初期に稲作とともに北九州に渡来したものがある。 大型の石棺は弥生時代にも散見されるものの、主には古墳時代の特色とされている。 大型の石棺には、石材を刳り抜いたものと組み合わせたものがある。刳抜式の割竹形石棺・舟形石棺、組合式の箱形石棺が4世紀後半に現れた。 5世紀には組合式の長持形石棺が近畿中央部を中心に広がり、中部九州や山陰・北陸・関東などでは舟形石棺が発達した。 6世紀には、近畿・九州・山陽・山陰・東海・関東の一部に、地方の特色を備えた独自の刳抜式や組合式の家形石棺が盛んに用いられ、7世紀に入っても一部で継続して使用された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石棺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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