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石油発動機(せきゆはつどうき、オイルエンジン、ケロシンエンジン)は、灯油(ケロシン)を燃料とする内燃機関の一種である。 == 概説 == 基本構造はガソリンエンジンとほぼ共通するものであるが、主たる燃料を異にすることや、用途の相違があるため、両者は区別される事が多い。一方、グローエンジン(または焼玉エンジン)とは点火方式において別種のものであるが、用途・使用された時代の共通性や名称の紛らわしさなどが原因で、往々にして混同される。石油発動機は、焼玉エンジンよりは取り扱いが容易である。ガソリンエンジンと比較して低圧縮・低回転での使用が前提で、構成部品に高い工作精度を要求されないため、点火用マグネトー〔汎用の既製品が多く用いられた。〕を除けば全般に製作が容易で、地方の零細企業などで広く製造された。1930年代から1950年代の最盛期には、日本国内でも地方の小規模メーカーに至るまで100近いメーカーが存在したと伝えられる。 かつては農業や漁業に広く用いられたが、効率が悪く、1950年代以降、効率が良い小型ディーゼル発動機の発達、および小型軽量で高性能、かつ取り扱い容易な小型ガソリン機関の性能向上と低価格化が進み、それらに取って代わられたことで、廃れた。現在では、実用目的では主に発展途上国向けに竪型強制空冷の汎用機関が少数製造されているに過ぎない。一方、現役を引退したものに関しては、近年、各地の熱心な愛好家の間で復元されており、発動機を修理する業者〔谷本自動車|発動機レストア 〕も存在する。また、当時、製造していたメーカーから模型が販売されている〔小林発動機模型工房 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石油発動機」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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