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石神山古墳(せきじんさんこふん)は、福岡県みやま市に所在する前方後円墳である。国の史跡に指定。武装石人が出土したことで知られる。 == 概要 == 上楠田集落の北方、東西に延びる丘陵の西端標高56mの地点に立地する〔現地説明版〕。墳丘は3段築成で全長58.5mを測り〔、葺石と埴輪を備える〔「日本古墳大辞典」313頁〕。 明治44年(1911年)に地元民が付近を開墾中、直葬された大・中・小3基の阿蘇凝結凝灰岩製刳抜式舟形石棺と武装石人が掘り出された。 石棺は長さがそれぞれ2.37m、1.89m、1.32mであり〔、内部には朱が塗られていた。副葬品は剣片、刀子片、銅釧、鍍銀銅器が出土している〔。 石人は高さ1.06mで衝角付冑をかぶり、三角板鋲留短甲と草摺を着装し、赤色顔料が塗られている〔。 1959年3月31日に舟形石棺3基が県の有形文化財に、また1976年2月6日に古墳本体が国の史跡に、同年6月5日に石人が国の重要文化財に指定された。 数少ない石人を伴う古墳として極めて重要であるばかりでなく、3石棺の直葬という珍しい類型を示すものとして注目される〔〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石神山古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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