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神戸市立青少年科学館(こうべしりつせいしょうねんかがくかん)は、兵庫県神戸市中央区のポートアイランドにある科学館。愛称はバンドー神戸青少年科学館。 == 概要 == 神戸市立青少年科学館は、神戸ポートアイランド博覧会(1981年3月20日~9月15日)に出展された「神戸館」と「神戸プラネタリウムシアター」を、会期終了後に増改築するとともに展示物を整備して1984年4月29日に開館した。なおプラネタリウムは、これよりさき1982年5月1日に、「神戸市立プラネタリウム館」としてオープンし、本館開館後は天文部門として、その機能を発揮している。 新館の開館が1989年で、両館合わせた延床面積が12,000m²という日本有数の大型科学館である。ドーム直径20m・投映恒星数25,000個の大型プラネタリウムとグラフィックスコンピュータとドーム専用の特殊プロジェクションシステム「バーチャリウム」がある施設としても知られている。「バーチャリウム」を利用したオリジナル番組を制作し、年2回、3月と9月に「一般番組」と年1回、4月に「こども番組」を入替投映している。また週末の開館延長時間帯は「バーチャリウム」を利用した特別番組も投映している。 その他には「天体観測室」に設置されているイギリスクック社製25cm屈折望遠鏡(1923年神戸海洋気象台設置。その後1967年神戸海洋気象台より神戸市に譲渡。口径25cm屈折式は当時日本最大)で毎日2回太陽の黒点とプロミネンスを観望することができる。 展示室は6つあり、各室のテーマは新館「創造性の科学」・「都市の科学」・「生命の科学」、本館「生命~科学の小宇宙、力としくみの科学、物質とエネルギーの科学」・「環境の科学」・「情報の科学」となっている。展示物は、直径4.2mの日本最大級の地球儀やステージを自由に動きながら、日常会話に近いコミュニケーションがとれ、似顔絵を描いたりする、知能ロボット神(しん)ちゃんもいる。その他、実際に手で触れて学ぶことができる装置が多数ある。新館開館以来18年間活躍した人気の施設「リニアモーターカー」は耐用年数を超えたため安全上の観点から2006年8月に引退した。 定例の催しとして毎年春休みに「企画展」と夏休みに「特別展」を開催。冬には「鉄道模型とあそぼう」(鉄道模型展としては関西最大級)を開催。2006年度からは神戸RT構想に参画する企業、団体とともに「こうべロボット夢工房」を実施し、産学民官の連携を深めている。 教育普及活動としては、年間120回いろいろな工作やパソコンなど各種教室や、クラブ活動形式で年間10回程度授業を行う「発明クラブ」「科学館クラブ」「astroクラブ」実施している。展示室では毎日2回身近にあるものを使った科学実験ショーも実施している。 2006年4月より新たな試みとして指定管理者制度が導入され、大阪ガスの関連会社である大阪ガスビジネスクリエイト・大阪ガスコミュニティライフの共同事業体へ運営を委託した。週末や春休み・夏休みは展示室を夜7時まで、プラネタリウムは合計8回投映し、最終投映が夜7時開始という大幅な開館時間延長や、夕刻からの短時間利用に対応した割引入館券の導入で、利用者の利便性向上が行われた。2014年度からは株式会社コングレ、公益財団法人科学技術広報財団、株式会社NTTファシリティーズによる共同事業体であるSFG神戸が指定管理者となっている。 2014年4月よりネーミングライツ制度が導入され、バンドー化学がネーミングライツパートナーとして「バンドー神戸青少年科学館」の愛称を付与した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神戸市立青少年科学館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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