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神田 泰典(かんだ やすのり、1938年 - )は、日本のコンピュータ技術者である。日本語情報処理の分野において多大な功績を残した。2006年現在の肩書は富士通株式会社顧問。 ==業績== *日本語処理拡張機構JEFの開発 *:それまでのコンピュータは英字とせいぜいカタカナが扱える程度であったが、JEFによって富士通のメインフレーム(汎用機)は「日本語の漢字かな混じり文を扱えるIBM互換のコンピュータ」となった。これによって富士通の売り上げは日本IBMを抜き、それまで全世界の市場でトップシェアを誇っていたIBMが初めてその国の現地法人に敗北を喫することとなった。 *親指シフトキーボードと、かな漢字変換システムの開発 *:この成果は日本語ワードプロセッサOASYSシリーズとして商品化された。 *:OASYSシリーズの販売は、ワープロという1970年代末に生まれた新しい種類の商品に、親指シフトという独自仕様を盛り込んで一般消費者にも購買を訴えるものであった。それまで官需や大企業を顧客としていた富士通にとっては前例のない挑戦であり、会社としてのプレッシャーも相当なものであった。そこで富士通は、開発リーダーである神田をカリスマとして担ぎ上げる作戦に打って出た。この時期に神田は「親指教教祖」「OASYS教教祖」としてテレビや雑誌などのマスコミに多数出演している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神田泰典」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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