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福井 月斎(ふくい げっさい、1852年(嘉永5年)- 1935年(昭和10年))は、明治~昭和初頭の日本画家。 江戸の出身。本名が金次郎〔典拠データ検索・提供サービス - 国立国会図書館〕であることから別号を金穂と称した。上京して狩野第十代を称した狩野永祥(1810-1886)に師事、やがて独自の絵画を展開、大阪(東区博労町)に移住した。明治29年(1896)1月12日、官弊大社住吉神社宮司津守國美より「住吉大社絵所預」を拝命。以後、『藤原金穂』と称した。住吉大社の祭礼や故事などを題材にした作品を多く残した。晩年は大海神社北東の竹叢にて療養閑居した。享年84歳(満83歳)。 == 年譜 == * 嘉永5年(1852)江戸で生まれる * 明治7年(1874)京狩野第十代、狩野永祥に師事 * 明治26年(1893)福井月斎縮図『光琳畫譜』(青木嵩山堂) * 明治27年(1894)福井月斎縮図『菊池容斎歴史畫譜』(青木嵩山堂) * 明治28年(1894)福井月斎縮図『狩野常信花鳥畫譜』〔近代デジタルライブラリー - 国立国会図書館〕(青木嵩山堂) * 明治29年(1896)福井月斎編『緒大家山水畫い譜』(青木嵩山堂) * 明治28年(1895)畝傍山陵図 第四回内国勧業博覧会褒状受賞 * 明治29年(1896)官弊大社住吉神社宮司(津守國美)より「住吉絵所預」を拝命 * 明治29年(1896)大阪市立日本絵画共進会に出品 「宮島満干岩図」表彰一等 * 明治30年(1897)福井月斎編『緒大家人物畫譜』(芸艸堂) * 明治30年(1897)住吉絵所預藤原金穂筆『住吉頭図』(津守國美賛) * 明治31年(1898)福井月斎編『緒大家花鳥畫譜』(青木嵩山堂) * 明治32年(1899)藤原金穂『大阪築港採石図』住吉大社蔵 * 明治37年(1904)11月14日墳使に同行『畝傍山図』(住吉大社蔵) * 明治42年(1909)藤原金穂『官弊大社住吉神社大阪築港船渡御之図』(大阪城天守閣蔵) * 大正15年(1926)藤原金穂『住吉大社年中行事六祭之図』六幅(住吉大社蔵) * 昭和2年(1927)福井金穂『住吉大神御神影』(住吉大社蔵) * 昭和2年(1927)福井金穂『住吉踊図』(住吉大社蔵) * 昭和3年(1928)福井金穂 喜寿翁金稲穂『住吉踊』(住吉大社蔵) * 昭和3年(1928)藤原金穂『昭和歳次戌辰元旦勅題山色新之図』(住吉大社蔵) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福井月斎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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