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福山競馬場(ふくやまけいばじょう)は広島県福山市千代田町一丁目にあった地方競馬の競馬場である。正式名称は福山市営競馬場。 2013年(平成25年)3月24日に開催廃止となった。開催時の主催者は福山市(競馬事務局)。D-Net加盟場であった。 == 概要 == 福山競馬場(福山市営競馬場)は、戦後復興の財源確保などを目的に1949年(昭和24年)9月18日に開設された。 開設当初は福山市のほか、広島県、広島市、呉市も主催者だった〔地方競馬全国協会『地方競馬』1986年8月号、p.38〕。1968年(昭和43年)から福山市の単独開催となる〔。サラブレッドが多数在籍していたものの1967年(昭和42年)からアラブ専門の競馬場となり〔『地方競馬』1986年8月号、p.39〕サラブレッドは混合競走からアラブ系競走に格付けされた。名馬としてローゼンホーマやスイグンを輩出し、前者の名を冠した重賞競走(ローゼンホーマ記念)もあった。またかつては山陽杯と題し、兵庫県競馬組合(園田競馬場、姫路競馬場)との交流戦を開催したこともある。 日本の競馬場の中で最後までアングロアラブ種のみで競馬番組を編成してきたが、アングロアラブ種の生産頭数が激減したため、2005年(平成17年)12月4日よりサラブレッド種による競走が開始された。それに先駆け、2005年(平成17年)7月17日に高知競馬場所属のサラブレッドを招いて交流競走を実施〔福山競馬でサラブレッド招待交流レースを実施(Keiba.go.jp、2005年7月4日) 〕。以降も同競馬場とは人馬の交流が続き、2009年度(平成21年度)からは地方競馬全国協会の協力のもと〔中四国連携強化へKOU-FUKU KEIBA始動(Keiba.go.jp、2009年5月1日) 〕、連携が一段と強化されていた。 厳しい経営状況から累積赤字額が膨らんだことを受け、2010年(平成22年)に「福山市営競馬検討委員会」を設置、競馬事業の存廃についての議論が行われていた〔福山市営競馬検討委が発足 存廃の協議開始 (山陽新聞、2010年2月2日)〕。6月10日に開かれた会合で、廃止を前提とした答申をまとめることが決定された〔福山競馬 廃止前提に答申へ - 中国新聞〕。福山競馬関係者側は存続を訴えていた〔福山競馬存続へ 緊急集会 - 中国新聞〕が、9月29日に実質単年度収支の黒字確保が条件での事業継続が答申された〔検討委、福山競馬継続を答申 (中国新聞、2010年9月30日)〕。 2012年(平成24年)1月には、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災の影響で東北・関東エリアの競馬開催が中止になり、インターネット投票での売上が増加したこともあり、『2011年度の競馬開催等に於ける実質単年度収支の黒字が見込まれる』ことなどを理由として、福山市長の羽田皓は1月20日の記者会見において、『2012年度も競馬開催を継続する』ことを表明した〔福山競馬、新年度継続と発表 中国新聞 2012年1月20日閲覧〕。 2012年(平成24年)11月14日にはテコ入れ策として東京都馬主会より競走馬30頭を購入、出走頭数の増加によるレースの魅力向上を図った。最終的には2012年度(平成24年度)末までに100頭購入するとしていた。また、2014年度(平成26年度)以降の払戻率が柔軟に決められるようになったことにより、本年度の収支のみで存廃判断するように関係者側は求めていた〔魅力アップへ競走馬30頭購入 - 中国新聞 2012年11月14日〕。 しかし、2012年度(平成24年度)も厳しい運営状況は好転せず、再び単年度赤字に転落することが確実となったことから競馬事業の継続は困難と判断した福山市は2012年(平成24年)11月18日に、本年度をもって競馬事業を廃止する方針を伝え〔福山競馬、廃止へ 単年度黒字困難 中国新聞 2012年11月19日閲覧〕、11月26日には羽田市長が2012年度(平成24年度)末で廃止すると正式に表明した〔福山競馬廃止を市長正式表明 - 中国新聞 2012年11月27日〕。これをうけて、2013年(平成25年)3月24日の競馬開催をもって終了することが発表された〔。 2013年(平成25年)3月24日、「平成24年度第22回4日目第12競走」で行われた「第6回ファイナルグランプリ(重賞)」が福山競馬の最終レースとなり競馬開催は廃止となった。なお場外発売は3月28日まで行われたが、その最終日をもって各場外発売所も閉鎖された〔。4月1日以降の払戻業務は競馬場内の外向発売所でのみ行われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福山競馬場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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