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西日本新聞(にしにっぽんしんぶん)は、株式会社西日本新聞社が発行している日刊新聞である。ブロック紙。また、北海道新聞、中日新聞(東京新聞)と共にブロック紙3社連合を結成。 == 概要 == 本社のある福岡県を中心に九州7県で販売されているが、福岡以外の県ではそれぞれの県紙に販売シェアで圧倒されているのが現状である。発行部数は、朝刊が72万1311部、夕刊が9万521万部(2014年1月 - 6月平均)〔西日本新聞社広告局 〕。 *福岡市・久留米市を中心とする福岡県西部で特に購読率が高い。 *北九州都市圏では逆に全国紙の毎日新聞に大きく差を付けられている。その対策も近年始まった。 *福岡県に隣接する佐賀県(唐津市、鳥栖市並びに三養基郡)、熊本県荒尾市並びに大分県日田市、さらに長崎県佐世保市と福岡市との関係が強い壱岐市・対馬市では西日本新聞が県紙を抑えて購読率が高い。 福岡県のみ朝夕刊セット、その他の地域は朝刊(統合版)のみ発行されている。また佐賀県佐賀市中心部と鳥栖市、三養基郡基山町では夕刊も配達される地域が存在する(JR佐賀駅と鳥栖駅、新鳥栖駅及び唐津駅のキヨスクでは夕刊も販売されている)。なお北部九州では佐賀県版、長崎県版、及び北九州版で朝刊1面題字の日付下に「佐賀」「長崎」「北九州」と表記されている。 過去には山口県でも販売されていた。山口県内では、本紙と中国新聞とでエリアが重複し、競合していた。ブロック紙同士の競合は全国でもここだけであったが〔中日新聞社では東海3県と長野県中南部、静岡県中西部、和歌山県新宮市、滋賀県湖東・湖北で中日新聞、関東1都6県と静岡県東部で東京新聞、石川県と富山県で北陸中日新聞、福井県で日刊県民福井をそれぞれ発行しており、各紙間での重複は静岡東部・伊豆地方と福井県嶺南地方以外はない。 中国新聞と神戸新聞はエリアを接する。〕、2009年3月10日本紙の社会面で「3月31日付を以って、山口県内での西日本新聞及び西日本スポーツの発行を取りやめる」事を掲載し、同年3月31日を以て山口県内から事実上撤退し、山口市と下関市にあった支局も閉鎖した。またその後、沖縄県向けの発行も取り止めることを発表〔沖縄向けは図書館や九州関係の企業・団体が沖縄に設けている出先機関向けの、事実上の「業務用」で、全部合わせてわずか数十部程度だったという。〕。同年7月末には那覇支局を閉鎖した〔西日本新聞那覇支局は1967年(昭和42年)に開設、1977年(昭和52年)に一度閉鎖されたが、九州・沖縄サミットを期に2000年(平成12年)に復活した。〕。 一方、地元でありながらこれまで大手3紙の勢力が強く手薄になっていた北九州地域強化を図るため、北九州本社開設に合わせて北九州版は1面を独自紙面化した。またこれに先立ち、土曜日の夕刊を大胆に再編した。 *全国の有力紙では初めて1面を4分割 *題字を横組みに変更 また、南九州(宮崎県・鹿児島県)では地元紙や他の全国紙より発行部数が少ない。そのため、2010年から宮崎・鹿児島両県の県域地方版を統合して「南九州ワイド版」を設立、番組表も両県同一の内容に再編した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西日本新聞」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nishinippon Shimbun 」があります。 スポンサード リンク
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