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福岡県立山田高等学校(ふくおかけんりつ やまだ こうとうがっこう)は、国道322号沿いの福岡県嘉麻市上山田1244番地5にあった男女完全共学の県立高等学校。地元では「山高(やまこう)」と呼ばれて親しまれていたが、福岡県立高校統廃合の実施に伴い2007年(平成19年)3月31日限りで廃校となった。 == 沿革 == 旧制中学時代 * 1943年(昭和18年) 福岡県立嘉穂中学校(現・福岡県立嘉穂高等学校)の入試競争倍率緩和を目的として嘉穂郡山田町に普通科を設置した福岡県立山田中学校が開校 * 1944年(昭和19年) 県立山田中学校の校舎内に夜間採鉱科を設置した福岡県立山田工業学校が開校(山田高校定時制の前身)。又、嘉穂郡大隈町に採鉱科を設置した財団法人嘉穂工業学校が開校(福岡県立嘉穂工業高等学校の前身) * 1945年(昭和20年) 嘉穂工業学校に機械科を設置 * 1947年(昭和22年) 山田工業学校に夜間機械科を設置 新制高校時代 * 1948年(昭和23年) 学制改革により以下の様な改称を実施 *県立山田中学校→福岡県立山田高等学校(全日制課程) *山田工業学校→福岡県立山田工業高等学校(定時制課程)※改称と同時に定時制普通科を設置 *嘉穂工業学校→財団法人嘉穂工業高等学校(全日制課程) * 1949年(昭和24年) 高校三原則に基づく「小学区制・総合制・男女共学」を導入。財団法人嘉穂工業高校を県営に移管の上、山田高校へ統合。又、県立高等学校再編成に伴い、定時制課程のみが設置されていた山田工業高校も山田高校へ統合。その結果、山田高校は以下の様な複数の自治体に跨る4部制へ移行する *山田町の全日制普通部(普通科のみ)・定時制部(普通科のみ)・夜間工業部(採鉱科と機械科) *大隈町の全日制工業部(採鉱科と機械科) * 1951年(昭和26年) 夜間工業部を定時制に統合。その結果、山田高校定時制は採鉱科・機械科・普通科の3学科制となる * 1953年(昭和28年) 校歌制定 ※1954年(昭和29年)4月1日 山田町は市制施行により山田市となる ※1955年(昭和30年)1月1日 大隈町は嘉穂郡千手村・同足白村・同宮野村と合併(新設合併)、嘉穂郡嘉穂町となる * 1955年(昭和30年) 全日制工業部に電気科を設置 * 1956年(昭和31年) 定時制採鉱科募集停止 * 1957年(昭和32年) 全日制工業部が嘉穂町の福岡県立嘉穂工業高等学校として独立 * 1959年(昭和34年) 定時制採鉱科閉科 * 1961年(昭和36年) 山田高校の支援組織である財団法人古峰(こほう)会が発足 * 1971年(昭和46年) 小学区制として最後の入試 * 1972年(昭和47年) 福岡県立高校普通科の学区が拡大され(中学区制導入)、山田高校は福岡県立高校普通科第14学区〔福岡県立高校普通科の学区整理に伴い2010年度(平成22年度)より第12学区に変更された。〕(嘉飯山地区エリア)に属することとなる * 1977年(昭和52年) 志願者が初めて募集定員を下回る(以後、ほぼ毎年の様に定員割れ状態となる) * 1982年(昭和57年) 定時制機械科募集停止 * 1985年(昭和60年) 定時制機械科閉科 * 1988年(昭和63年) 福岡県立高校全日制の欠員補充募集が開始され、山田高校もその対象となる * 1991年(平成3年) 男女共にブレザー制服を導入 * 1992年(平成4年) 社会人を対象とした学校開放講座がスタート * 1993年(平成5年) 校訓制定 * 1994年(平成6年) 定時制普通科募集停止 * 1996年(平成8年) 定時制課程閉鎖 * 1998年(平成10年) 「山田高校フラワープロジェクト運動」及び「ホタル祭り」がスタート * 2004年(平成16年) 飯塚市の福岡県立嘉穂総合高等学校〔開校から2007年度(平成19年度)までは本校と同時期に統廃合対象となった飯塚市の福岡県立嘉穂中央高等学校の校舎を暫定的に使用していた。〕に統廃合されることとなり、最後の入試が行われる * 2005年(平成17年) 募集停止 ::※2006年(平成18年) 3月27日 山田市は嘉穂郡稲築町・同嘉穂町・同碓井町と合併(新設合併)、嘉麻市となる * 2007年(平成19年) 3月31日限りで廃校 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「福岡県立山田高等学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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