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秋山 恕卿(あきやま ちかのり〔 / じょこう〔、1850年7月26日(嘉永3年6月18日)〔『人事興信録』第3版、あ133頁。〕 - 1921年(大正10年)9月18日〔『大阪朝日新聞』1921年9月21日朝刊、8面、「死亡広告」。〕)は、幕末の犬山藩士、明治期の内務官僚、明治・大正期の実業家。官選県知事。「恕郷」と表記される場合がある。 ==経歴== 尾張国で士族・秋山善吾の二男として生まれ、安政4年12月(1858年)家督を相続した〔。 明治2年(1869年)犬山藩録事に就任。明治政府に出仕し、弾正台少巡察、和歌山県警部長、和歌山県書記官、兵庫県書記官・内務部長などを歴任〔『新編日本の歴代知事』852頁。〕〔『新編日本の歴代知事』214頁。〕〔「秋山恕郷特旨叙位ノ件」〕。 1896年12月、福島県知事に就任。経済恐慌の対策に尽力〔。1897年4月、山口県知事に転任。府県制施行に伴う県会議員選挙の執行、新選出議員による臨時県会の招集などを実施した〔。1899年1月13日、知事を非職となり〔『官報』第4659号、明治32年1月14日。〕、同月31日、諭旨退官した〔『官報』第4673号、明治32年2月1日。〕〔「非職山口県知事秋山恕郷外一名願免ノ件」〕。 その後、実業界に転じ、兵庫県書記官時の縁故で兵庫倉庫 (株) 常務取締役に就任。その他、東本願寺会計検査局長、神戸湊川改修 (株) 社長、神戸魚鳥青物市場 (株) 社長、関西馬匹改良 (株) 社長、神戸電気鉄道 (株) 取締役、兵庫電気軌道 (株) 取締役、鳴尾競馬倶楽部会長などを歴任〔〔〔『財界名士失敗談 下巻』85-89頁。〕。この間、湊川改修事業、兵庫運河開鑿事業、神戸市立図書館建設、馬匹改良奨励などに尽力した〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秋山恕卿」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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