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稲葉 陽(いなば あきら、1988年8月8日 - ) は、将棋棋士。井上慶太九段門下。棋士番号は269。兵庫県西宮市出身。 == 棋歴 == 関西所属であり、糸谷哲郎、豊島将之、村田顕弘とともに「関西若手四天王」と呼ばれる棋士の一人〔2010年2月13日放送の「囲碁・将棋ジャーナル」〕〔「羽生世代がもたらした、速さと若さの時代」(倉沢鉄也)WEBRONZA+社会・メディア - WEBマガジン - 朝日新聞社(Astand) 〕。 第42回奨励会三段リーグ(2007年度後期)で13勝5敗の成績(1位)を修め、2008年4月、19歳でプロ入り〔日本将棋連盟ホームページ・お知らせ「稲葉陽・田中悠一三段が新四段に! 」〕。その1年目で10連勝と8連勝を各1回記録したが、金井恒太の11連勝にあと1つ及ばず、将棋大賞の連勝賞を受賞できなかった。 初参加の棋聖戦となる第80期(2009年度)棋聖戦(2008年 - 2009年)において、タイトル経験者でA級九段の谷川浩司、郷田真隆らを破り、8連勝(リーグ戦も無敗)で決勝トーナメント(ベスト8)に進出。さらに、元竜王でA級九段の藤井猛、谷川(2度目)を破って挑戦者決定戦に進出。しかし、木村一基に敗れ、羽生善治棋聖への挑戦権獲得と五段昇段のチャンスを逃した。 さらに、竜王戦では、初参加の第22期(2009年度)竜王ランキング戦6組(2008 - 2009年)で優勝し、本戦トーナメント入りを果たす。その一方で、新人王戦の初戦(2009年1月9日)で女流棋士の里見香奈に敗れ、女流棋士の対男性棋士勝利の最年少記録を献上してしまった。 2010年度の第81期棋聖戦は、前期成績(ベスト4以上)により本戦にシードされる。準決勝で渡辺明に敗れたものの、またもベスト4入りし、次期のシード権は確保した。同年度、第69期順位戦C級2組では稲葉を含む5人が8勝2敗で終えたが、前期順位の差で昇級を果たし、これに伴い五段に昇段した。 第24期(2011年度)竜王戦5組で優勝し、2度目の本戦進出。翌第25期(2012年度)竜王戦4組でも優勝(準決勝勝利時点で規定により六段昇段〔日本将棋連盟ホームページ・お知らせ「稲葉陽五段が六段に昇段 」〕)。 2013年、第21期銀河戦で橋本崇載を降し、初の一般棋戦優勝。これにより、七段へ昇段を果たす。 2015年3月28日、将棋電王戦FINAL第3局にてやねうら王と対局し、116手で敗れた。 2016年2月18日、第74期順位戦B級1組第12回戦にて畠山鎮七段に勝利し、最終局を残して2位以上が確定。A級昇級と八段昇段を決めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「稲葉陽」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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