翻訳と辞書
Words near each other
・ 第九艦隊
・ 第九艦隊 (日本海軍)
・ 第九軍団のワシ
・ 第九軍団のワシ (映画)
・ 第九青函丸
・ 第九飫肥役
・ 第二
・ 第二〇一海軍航空隊
・ 第二〇三海軍航空隊
・ 第二〇二海軍航空隊
第二〇五海軍航空隊
・ 第二〇四海軍航空隊
・ 第二いろは坂
・ 第二がく脚
・ 第二のしみ
・ 第二の乙女の悲劇
・ 第二の人生
・ 第二の八鹿高校事件
・ 第二の尼港事件
・ 第二の性


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

第二〇五海軍航空隊 : ミニ英和和英辞書
第二〇五海軍航空隊[だい205かいぐんこうくうたい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
第二 : [だいに]
 (n) second
: [に]
  1. (num) two 
: [まる]
 (iK) (n) circle (sometimes used for zero)
: [ご]
  1. (num) five 
海軍 : [かいぐん]
 【名詞】navy, Navy
: [ぐん]
  1. (n,n-suf) army 2. force 3. troops 
航空 : [こうくう]
 【名詞】 1. aviation 2. flying 
航空隊 : [こうくうたい]
 (n) flying corps
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
: [たい]
 【名詞】 1. party 2. company 3. body (of troops) 4. corps

第二〇五海軍航空隊 : ウィキペディア日本語版
第二〇五海軍航空隊[だい205かいぐんこうくうたい]

第二〇五海軍航空隊だい205かいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。南西諸島防衛の主力偵察機隊として、太平洋戦争終盤に最前線で戦闘・対地銃撃・対艦攻撃に従事した。
==沿革==
フィリピン戦線で壊滅した第一航空艦隊の一部が台湾に撤退し、台湾または沖縄の防衛を担うために4個航空隊を再編した。二〇五空は戦闘機隊として再編されたもので、藤枝飛行場を原隊に指定され、台中を主力基地とした。零式艦上戦闘機を主力とし、爆撃訓練を経験した搭乗員をそろえて爆装零戦隊として機能した。沖縄の地上戦が始まると、沖縄方面への爆撃・強襲に赴くことが多くなったが、昭和20年5月の第六次菊水作戦以降の行動は、台湾に増援された他の偵察部隊の行動と混同されており、判然としていない。
*昭和20年(1945年)
:2月5日 藤枝飛行場を原隊として開隊。第一航空艦隊附属。3個偵察隊144機(定数であり、満たしたことはない)。
:3月28日 沖縄地上戦に備え、石垣島飛行場・宜蘭飛行場に派遣隊を前進。
         石垣島派遣隊は特攻隊「大義隊」を編成。
:4月1日 沖縄上陸戦開始。第一大義隊、爆装零戦6機が宮古島沖の艦艇に突入。戦果なし・3機喪失。
:4月2日 第二大義隊、爆装零戦2機で沖縄沖の艦艇に突入。戦果なし・1機喪失。
         本隊8機で沖縄沖の艦艇に特攻。戦果なし・3機突入。
:4月3日 第三大義隊出撃。
:4月4日 第四大義隊4機、3波にわたり艦艇攻撃。戦果なし・1機喪失。
:4月5日 第五大義隊2機、艦艇攻撃。戦果なし・1機喪失。石垣島派遣隊払底(保有4機)。
:4月6日 菊水一号作戦発動。4機で第七六五海軍航空隊を護衛。
:4月9日 2機で宮古島沖の艦艇を攻撃。
:4月12日 菊水二号作戦発動。13日まで延べ18機で連日与那国島沖の艦艇を攻撃、2機喪失。
:4月16日 菊水三号作戦発動。2機で八重山諸島沖の敵水上部隊を銃撃。
:5月8日 菊水六号作戦発動。宜蘭派遣隊10機特攻。突入4機を含む5機喪失。
:5月15日 4機特攻を目指すが会敵せず引き返し。
        この頃から二〇五空単独の行動が不明確となる。以後、在台湾の各偵察機隊は散発的な偵察行動に従事。
:6月7日 最後の大義隊出撃。8機で宮古島沖の船団に突入。
:6月15日 一航艦解散。高雄警備府第26航空戦隊に転籍。
*終戦後解隊
5月後半より単独行動がほとんど見られなくなり、他の戦闘隊と混用されているようである。5月にはマレー方面から第三八一海軍航空隊が台湾方面に撤退しているが、第二〇一海軍航空隊をはじめ、機体を得られない搭乗員が台湾に多数残留しており、機体増強の機会はなかったことが伺える。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「第二〇五海軍航空隊」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.