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第二号輸送艦(だいにごうゆそうかん)は、日本海軍の輸送艦。第一号型輸送艦の2番艦。 ==艦歴== マル戦計画の計画名特務艦特型、第2901号艦型の2番艦、仮称艦名第2902号艦として計画。1944年2月10日、三菱重工業横浜造船所で建造番号551番船として起工。3月15日、第二号輸送艦と命名されて第一号型輸送艦の2番艦に定められ、本籍を横須賀鎮守府と仮定。5月6日進水。6月25日竣工し、艤装員事務所を撤去〔昭和19年7月5日付 海軍公報(部内限)第4731号。〕。本籍を横須賀鎮守府に定められ、連合艦隊附属に編入。 7月11日、横須賀鎮守府作戦指揮下に編入され、軍隊区分直卒部隊に編入。14日、3714(甲)船団〔『横須賀防備戦隊戦時日誌』、第一項(四)「護衛船舶記録」による。駒宮『戦時輸送船団史』p. 211では、単に3714(船団)としている。〕(4隻)〔日秀丸、八祥丸、桂川丸、第十雲海丸。〕を本艦ほか4隻〔『横須賀防備戦隊戦時日誌』第一項(四)「護衛船舶記録」では第50号駆潜艇、第51号駆潜艇、第4号海防艦、本艦、第105号特設輸送艦の5隻と護衛艦艇としている。駒宮『戦時輸送船団史』p. 211では、前述の5隻から第105号特設輸送艦が省かれている。〕で護衛し、父島へ向け館山発。18日、第十雲海丸が落伍し行方不明となったため、7時間にわたり捜索したが発見することができなかった〔第二号輸送艦長から横須賀防備戦隊司令官宛の電文では「被雷沈没セルモノト認ム」とある。〕。同日、被雷沈没した日秀丸乗員の95%を救助〔『横須賀防備戦隊戦時日誌』原文ママ。〕。19日、父島二見港へ入港。20日、第4号海防艦の護衛を受けて硫黄島へ向け父島発。硫黄島での揚塔後は横須賀へ向かい、24日横須賀着〔海防艦顕彰会『海防艦戦記』p. 690。〕。 7月29日、3729船団(6隻)〔利根川丸、昌元丸、第七雲海丸、延壽丸、九州丸、北開丸。〕を本艦ほか4隻〔本艦のほか、第4号輸送艦、油槽132、第4号海防艦、第12号海防艦。前述のうち「油槽132」は『横須賀防備戦隊戦時日誌』の原文ママ。〕で護衛し館山発。8月4日、父島二見港で被爆し座礁。翌5日、荒天のため岩礁に激突して沈没した。 10月10日、第二号輸送艦は第一号型輸送艦から削除され、帝国輸送艦籍から除かれた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第二号輸送艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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