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第2次ディズレーリ内閣()は、1874年2月から1880年4月まで続いた保守党党首ベンジャミン・ディズレーリを首相とするイギリスの内閣である。 == 成立の経緯 == 保守党は1868年11月の総選挙に敗れて下野して以来、野党の状態が続いていた。その間保守党党首ベンジャミン・ディズレーリは自由党政権の第1次グラッドストン内閣の弱腰外交を批判し、帝国主義政策を訴えて有権者の支持を獲得した〔坂井(1967) p.26-27〕。 1874年2月のは、保守党350議席(改選前279議席)、自由党245議席(改選前379議席)、57議席という結果に終わり、グラッドストン内閣は総辞職を余儀なくされた。ヴィクトリア女王は2月28日にもディズレーリに組閣の大命を与え、第二次ディズレーリ内閣が発足した〔ブレイク(1993) p.628-631〕。 当時、保守党内には第3代ソールズベリー侯爵ロバート・ガスコイン=セシルや第4代カーナーヴォン伯爵ヘンリー・ハーバートなど反ディズレーリ的な右派の重鎮政治家が存在したが、ディズレーリが入閣交渉を行った結果、この二人も入閣を了承した。これによって党内右派のディズレーリへの反発はだいぶ抑えられ、内閣は一層安定した。保守党の主要政治家をそれぞれの専門分野に応じて適材適所に配置した内閣でもあり、内閣の能力は著しく高く、以来の保守党安定政権となった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第2次ディズレーリ内閣」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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