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糞害 : ミニ英和和英辞書
糞害[ふん, くそ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふん, くそ]
 【名詞】 1. excrement 2. droppings
: [がい]
  1. (n,vs) injury 2. harm 3. evil influence 4. damage 

糞害 ( リダイレクト:糞#糞害 ) : ウィキペディア日本語版
糞[ふん, くそ]

(くそ、ふん、くそは「屎」とも表記)とは、動物消化管から排泄される固体状の排泄物屎尿)。糞便(ふんべん)、大便(だいべん)、俗にうんこうんち〔一説に、固い物は「うんこ」、柔らかい物は「うんち」、さらに柔らかいものを「うんにょ」、「うんにゃ」等と呼ぶとされる。他にも「うんぴ」「うんび」などという言い方も存在する。村上八千世「うんぴ・うんにょ・うんち・うんご―うんこのえほん」(ISBN 978-4593593521)。〕、ばばや、大便から転じ等とも呼ばれる。
人間文化において、糞は大抵の場合、禁忌されるべき不浄の存在として扱われる。特に衛生面から見た場合、伝染病の病原体を含んだ糞は典型的かつ危険な感染源である。このことから、糞便を指す語彙やそれを含む成句は、しばしば、取るに足らない物、無意味な物、役立たない物、侮蔑すべき物等を形容するのに用いられる場合もある。
しかし一方で、地域や時代によっては、糞便は肥料飼料医薬品等として利用されてきた。近年では生物学的な循環において排泄物を資源として捉え、例えば、宇宙ステーションなどの閉鎖環境において有効に活用する手段等の研究も広く行われている。また、一部の動物では自分や親の糞を食べたり、他の動物の糞を栄養源とすることが見られる。
糞便に関する研究・興味分野は、スカトロジー(糞便学)という。
== 生物学的側面から見た糞 ==
糞便の内容物は、水分、新陳代謝によってはがれた細胞大腸菌などの腸内細菌、胆汁などの体内分泌液、摂取した食物のうち消化しきれなかったもの(食物繊維など)、または体内に蓄積していた毒素などである。未消化物の組成は摂取した食物により左右される。
人間の場合、便を構成する成分のうち、食べ物の残滓はおよそ5%に過ぎない。大半は水分(60%)が占め、次に多いのが腸壁細胞の死骸(15%〜20%)である。また、細菌類の死骸(10%〜15%)も食べ物の残滓より多く含まれる。
糞の量・形・色・臭い等は動物種、また個体によって様々であり、体調によっても大きく変化する。人間の場合、1日に平均して100〜250gほどを排出するが、体調の関係で、大量に出たり、何日も出ないこともある。水分が多い場合は液状になることもあり、その場合は下痢といわれる。長期間出ない状態は便秘宿便)と呼ばれ、中毒症状を起こすこともあり、極めて稀ではあるが、便秘による死亡例もある。下痢や便秘、血便等の便の異常は、特に長期間続く場合、病気の兆候として注意される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Feces 」があります。




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