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聖キリアン(キリアニ、Saint Killian、Kilian または Cillian, 640年 - 689年)は、キリスト教の聖人である。 == 来歴 == 640年、アイルランドの貴族の家に生まれ、聖職者の道を歩む。管区は与えられなかったものの、司教に任命され、ヨーロッパ大陸へ伝道活動に赴いた。ガリアを経て、フランク族への伝道のため、ヴュルツブルクで、司祭のコールマン、助祭トトナンと共に、フランケン地方、テューリンゲン地方を中心に布教活動に打ち込み、ヴュルツブルクの領主であったゴツベルト公爵を改宗させた。 しかしキリアンが、公爵が兄の未亡人と結婚していること(レビラト婚)を教会法に反するとしたため、夫人がこのことを快く思わず、公爵不在中にキリアンとコールマン、トトナンを暗殺し、遺体をミサの道具や聖書と共にその場に埋めてしまった。689年7月8日のことだった。その後、752年のやはり7月8日に、遺体は正式に埋葬され、その上に大聖堂が建てられて、現在のノイミュンスター教会となる。また、聖キリアンの遺品にあった新約聖書も、1803年まで大聖堂に保管されていたが、その後は大学図書館の管轄となった。 バイエルン、ワイン製造業者、痛風、リューマチの守護聖人である。 〔八木谷涼子『キリスト教歳時記 知っておきたい教会の文化』平凡社新書、2003年、176‐177頁。〕〔CATHOLIC ENCYCLOPEDIA:St. Kilian 〕〔ヴュルツブルク Wuerzburg ■ バッハハウス ■ 旅の部屋 ドイツの小さな街 〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「聖キリアン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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