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肢巻 : ミニ英和和英辞書
肢巻[しまき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まき]
 【名詞】 1. volume 

肢巻 : ウィキペディア日本語版
肢巻[しまき]

肢巻(しまき)とは、馬具の一つで、ウールフリースなどの素材で作られた包帯状の物。バンデージ(英:bandage)ともいい、また、誤ってバンテージと呼ばれることもある。肢のプロテクタや、馬運用ブーツも含めて「肢巻」と総称する場合もある。
肢巻は、ウマの肢(あし)の下部(管〔管:かん、ヒトのすねに相当(解剖学的には、手首、足首からヒトでいう指の付け根まで)〕や球節〔球節:きゅうせつ、かかとに相当(解剖学的には、ヒトでいう指の付け根の関節)〕)に包帯のように巻きつけ、肢の保護、保温などの目的で使われる。
運動時に使う肢巻(英:exercise bandage)には伸縮性の高いものが使われる。肢を外傷から守る機能はプロテクタも持っているが、肢巻(バンデージ)はそれに加え、適切に施せば、サポーターテーピングのように、靭帯を保護し怪我を予防する効果も期待できる。巻くのは球節の上3分の2程度までにとどめ、球節の動きを妨げたり、運動中に肢巻がゆるんだりしないようにする。
肢巻は、厩舎で休む際や輸送の際にも利用される〔厩舎用:stable bandage、馬運用:shipping bandage〕。保温や、外傷防止の目的から、ある程度厚みがある柔らかなものが用いられ、肢巻の下にさらにパッドやラップを巻いておくこともある。運動用肢巻と違い、繋〔繋:つなぎ、球節と(ひづめ)の間の部分〕まで保護する。また、運動後に、むくみ防止に肢巻を用いる場合もある。
馬場馬術においては、競技中に肢巻を用いてはならない〔国際馬術連盟 (FEI) ''RULES FOR DRESSAGE EVENTS'', 22nd edition, Article 428.4〕が、練習馬場〔同Article 428.6〕および表彰式〔同Article 436、ただし黒または白〕では許容される。ポロでは、四肢全てに肢巻またはプロテクタの装着が義務付けられている〔国際ポロ連盟 (FIP) ''The International Rules for Polo'', B.2(a)〕。




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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