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航空方面隊(こうくうほうめんたい、)は、航空自衛隊航空総隊の隷下部隊の一つ。この項では、航空方面隊と同様の性格を有するが規模の小さい航空混成団(こうくうこんせいだん、)についても記述する。 == 概要 == 航空方面隊は、戦闘航空部隊たる航空総隊に直属する隷下部隊〔自衛隊法第20条及び第21条別表第3 〕として、担当空域の防空に関する責任を担う〔中部航空方面隊の任務 〕。それぞれ2個戦闘航空団、1~2個高射群、1個航空警戒管制団、その他の直轄部隊(航空施設隊、航空音楽隊等)からなり〔平成24年度防衛白書(陸・海・空自衛隊の編成) 〕、担当防衛区域において戦闘部隊を統括する。現在、航空自衛隊に航空方面隊は「北部航空方面隊(北空)」、「中部航空方面隊(中空)」、「西部航空方面隊(西空)」の3つがある〔。航空方面隊司令官は空将をもって充てられる〔自衛隊法施行令 第28条の15 〕。 航空混成団は、1個戦闘航空団〔平成28年1月31日に戦闘航空団に改編。〕、1個高射群、1個航空警戒管制隊、その他の直轄部隊(航空施設隊、航空音楽隊)からなり〔、担当防衛区域において戦闘部隊を統括する。現在、航空自衛隊には航空混成団は「南西航空混成団(南混)」の1つしかない〔。航空混成団司令は空将をもって充てられている〔自衛隊法施行令 第28条の18 〕。なお現在において、防空戦は時間との勝負であるとの見地から、イギリス空軍の飛行集団-各飛行隊という作戦指揮系統の簡素化に倣い、航空団は人事、教育訓練、機材、装備の維持にとどめ、航空方面隊ないし航空混成団-各飛行隊〔太平洋戦争末期に同様の理由から飛行師団-各戦隊という指揮系統の簡素化が行なわれた。〕という作戦指揮系統(空地分離)とすべきという意見がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「航空方面隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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