|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 若松 : [わかまつ] 【名詞】 1. young pine 2. New Year's symbolic pine decoration ・ 松 : [まつ] 【名詞】 1. (1) pine tree 2. (2) highest (of a three-tier ranking system) ・ 県 : [けん] 【名詞】 1. prefecture
若松県(わかまつけん)は、1869年(明治2年)に旧会津藩領であった岩代国西部および越後国の一部を管轄するために明治政府によって設置された県。現在の福島県会津と新潟県東蒲原郡の一部を管轄した。また、和泉国南郡に飛地領があった。 == 概要 == 会津戦争に敗北して降伏した会津藩は領地を没収され、同地域は明治政府の直轄となり、若松をはじめとする各民政局が設置された〔若松県管内略図,福島県史料情報 第5号,福島県歴史資料館 〕。その後、会津藩は陸奥国斗南藩に移封となる。 1869年(明治2年)に各民政局の統廃合により、若松県となったが、1876年(明治9年)に第2次府県統合により福島県に合併され、現在に至る。 なお、越後国蒲原郡の会津藩領は、大部分が越後府(のち新潟府→第1次新潟県)、村上藩、黒川藩、三日市藩、新発田藩、村松藩に移管されたが、一部のみ若松県に残された。同地域は福島県編入後の1887年(明治19年)5月25日に新潟県に編入され現在に至る。 その他、越後国岩船郡の領地は村上藩、河内国河内郡・讃良郡・茨田郡・交野郡・若江郡の飛地領は河内県(のち堺県に編入)、和泉国日根郡の飛地領は堺県にそれぞれ移管された。和泉国南郡の飛地領は若松県の管轄となったが、1871年(明治4年)に廃藩置県による府県の再編により堺県に編入されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「若松県」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|