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株式会社萬世閣(まんせいかく)は、北海道虻田郡洞爺湖町に本社を構える温泉ホテルチェーンである。 == 沿革 == * 1941年(昭和16年)5月 - 洞爺湖温泉で「旅館萬世館」としていた建物を創業者浜野増次郎が買収。社名を萬世閣として創業。 * 1944年(昭和19年)9月30日 - 株式会社萬世閣として設立登記。 * 1954年(昭和29年)5月31日 - 「政府登録旅館 旅第58号」認定。 * 1962年(昭和37年)3月20日 - 創業者浜野増次郎が会長職に退き、長男の浜野豊が社長に就任。 * 1965年(昭和40年)4月 - 洞爺湖温泉にホテル万世閣を建立。 * 1966年(昭和41年)3月19日 - 創業者浜野増次郎が永眠 * 1967年(昭和42年)5月 - 2代目社長浜野豊が創業者浜野増次郎の名を襲名。 * 1968年(昭和43年)5月 - 系列会社として新たに「登別温泉ホテル万世閣」、建物名を「登別ホテル万世閣」を2号店として開業。 * 1972年(昭和47年)9月7日 - 2代目社長浜野豊が永眠。 * 1972年(昭和47年)9月15日 - 2代目社長浜野豊の次男浜野浩二が3代目代表取締役社長に就任。 * 1977年(昭和52年)6月 - 洞爺湖万世閣の中央館の旅館部分を全面改装しホテル万世閣となる。 * 1989年(平成元年)3月 - 洞爺湖万世閣を全館改装。 * 1992年(平成4年)4月 - 登別万世閣を移築、新築開業。 * 1997年(平成9年)4月 - 定山渓に万世閣3号店「定山渓万世閣ホテルミリオーネ」を開業。 * 2003年(平成15年)3月 - 系列会社とし、株式会社ハマノホテルズを設立。 * 2003年(平成15年)7月 - 旭岳温泉の元・東川町厚生会館「えぞ松荘」を全面改築し、旭岳万世閣ホテルベアモンテを開業。 * 2008年(平成20年)6月 - 旭岳温泉の元・北海道都市職員共済施設「こまくさ荘」を全面改修して、旭岳万世閣ホテルディアバレーを開業。 * 2008年(平成20年)7月 - 洞爺湖万世閣を改修し「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」と改称。 * 2010年(平成22年)4月10日 - 株式会社ハマノホテルズが株式会社定山渓グランドホテルを合併吸収。これにより定山渓グランドホテル瑞苑、定山渓グランドホテル福寿苑、佳松御苑吉兆が万世閣グループのホテルとなる。 * 2011年(平成23年)5月20日 - 株式会社萬世閣、浜野浩二が会長職に退き、長男の浜野清正が4代目社長に就任。 * 2012年(平成24年)4月23日 -6月1日付で会社を分割し、新会社がホテル3館や従業員約500人を引き継ぐと発表した。北洋銀など金融機関は旧会社が引き継ぐ60億円以上の金融債務に関し、債権放棄し萬世閣再建を支援。新会社はホテル・旅館のコンサルタント「楽帆」(東京)の子会社が株式の55%を取得し、筆頭株主として経営を主導する。新会社の名称は「萬世閣」とし、資本金は3000万円。新会社の代表取締役社長には旧萬世閣の浜野清正社長が就き、代表取締役会長に楽帆の北村尚武社長が就任する。楽帆は新萬世閣に北村氏を含む計5人を取締役として派遣する。旧会社の名称は株式会社KHコーポレーション。旧会社萬世閣の金融債務120億円強のうち60億円以上を残す見通し。旧会社は北洋銀や日本政策投資銀などの金融機関に債権放棄を要請し、金融機関は応じる方針。その後、旧会社は清算手続きに入る。現在の萬世閣の筆頭株主で株式の約25%を持つ浜野浩二氏は、新萬世閣の株式は保有しない。萬世閣グループのハマノホテルズ(札幌)の社長は続ける。 * 2013年(平成25年))2月15日 -(株)KHコーポレーション(旧商号:(株)萬世閣、資本金5000万円、札幌市中央区大通西11-4、代表清算人佐々木泉顕弁護士)は、2月15日に札幌地裁へ特別清算を申請した。負債は約75億円。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「萬世閣」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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